2017年2月20日月曜日

マジきゅんっ!ルネッサンス/墨ノ宮葵

KENNさん演じる墨ノ宮葵の感想です。


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僕の世界はあの部屋が全てだった。
ただ理想の書を追い求め、
只管書き続けた。

それでも辿り着けなかった理想への道は、
キミが教えてくれた。

キミに出会えたから、
僕は変わる事が出来たんだ。

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書道の天才の彼は、
いつも葵部の部屋に籠って文字を書いていた。

その才能ゆえに、
自習として認められてはいたものの、
2年になった今、
いつまでもそれを続ける事は
難しくなっていた。

そこで担任が苦肉の策として、
彼を星ノ森サマーフェスタの実行委員に。

けれど、普段教室に来る事もなければ、
寮にも滅多に戻らない彼が、
実行委員に集まりに顔を出す事もなくて。

そこで編入生の彼女に白羽の矢が。

彼女の頑張りで、実行委員として
顔を出すようになった彼は、
彼女とアンサンブルを組むことになり、
毎日彼女に連れられて教室へ。

彼を無事にこの学園に残す為に、
授業に連れて来て欲しいと
先生に頼まれていたから。
そうして毎日彼を葵部に迎えに行っては、
授業へと連れて行く彼女。
そうして居るうちに、
彼は研修旅行にも参加出来るようになり、
クラスのみんなとも打ち解けるように。

実行委員全員とのアートセッションも、
彼女とのアンサンブルも成功させた。

彼女のお陰で世界を広げた彼は、
元々の優しさを見せるようになり、
祖母に言われた通り、
想いを言葉で伝えられるように。

幼い頃、家の命令で
彼とは友達で居られないと
帝歌に告げられた時も、
彼の辛そうな顔を見て、
「分かった」とだけ答えた事から、
二人の距離は遠くなってしまった。

けれど、彼女との出会いが彼を変えた事から、
帝歌にもその時の本当の気持ちを伝えられ、
また友人として付き合えるように。

そしてサマーフェスタでの
活躍が認められた彼に、
留学の話も持ち上がったが、
彼女が居る事で、
自分の書が少しずつ
理想に近づいて居るのを感じて居た彼は、
留学の話を断った。

その後、彼女と共に、
アルティスタプリンスとプリンセスを
目指すことに。

そんな目標を掲げた直後、
彼女の能力が開花し、
その力が強過ぎて、
彼女の体を蝕んでしまう事が判明。
校長からは退学を進められてしまう。

そんな彼女の心に寄り添い、

キミが大切だから、
辛い様子を見たくはないし、
いつも幸せで居てほしい。
でも、キミはプリンセスになりたいんだろう?
なら諦める事はない。
辛い時は僕が支えるから。

そう言って彼女の決意の後押しをし、
彼女は学園に残り、
魔法芸術の腕を磨く事に。

互いに支え合い、高め合う中、
無事に招待状が届き、
二人でプリンセスとプリンセスに
選ばれた。

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理想の文字を書くために、
欠けていた何か、足りなかった何か。
それを教えてくれたのはキミだった。

キミのことは僕が支えるから、
だからお願い。
これからも側にいて。