2017年8月8日火曜日

薄桜鬼SSL/藤堂平助

吉野裕行さん演じる
藤堂平助のネタバレ感想です。


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去年までと同じ気持ちなら、
チョコを受け取る訳にはいかない。
いや、受け取る資格がないんだ。


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家が隣の幼馴染の彼と彼女。
1つ年上の彼が
高校生になったことをキッカケに、
その一年はあまり会わずに
過ごしたものの、
彼女が彼と同じ高校に
入った事をキッカケに、
また一緒に過ごすように。

元々男子校だった彼の学校。
彼女が入学する年から、
女子も受け入れる事に決まり、
幼馴染の彼女を
自分の学校に誘ったのは彼。

所がいざ入学してみると、
なんと合格した女子は彼女一人。
学園の中でたった一人の
女の子になってしまった彼女。
それでも1つ上の幼馴染の彼や、
彼の友人に助けられ、
また担任やクラスメイトにも親切にされ、
女子が一人と言う環境の中でも
楽しい高校生活を送っていた。

彼とは一緒に登下校したりと、
幼馴染として仲良く過ごしていた。

けれど彼の中では、
少しずつ彼女への
感情が変化していた。
男子ばかりの中に一人居る女の子。
だから嫌でも目立つ彼女。
そんな中で、
彼女を特別視する周りの様子に、
彼は気付いてしまったのかも知れない。
もう子供の頃とは違う気持ちなんだと。
彼女の事が
一人の女性として大事なんだと。

なのに彼女の態度は昔と変わらない。
彼の両親が留守で、
彼が家の鍵を失くした時も、
気軽に家に泊まれと言う彼女。
それは幼馴染の彼を
信頼してのことかも知れないけれど、
彼にしてみれば複雑だった。

オレはこんなにドキドキしてるのに。
男として見られてないのか?

…と。

そうして2月になった頃、
校内では唯一の女子である
彼女からチョコを欲しがる視線が。
そんな中、
彼女がチョコを渡したいのは、
毎年チョコを渡して居る幼馴染だけ。
だからいつものように訊ねてみた。

ねぇ、今年はどんなチョコがいい?と。

なのに彼の返答は、
去年までと同じ気持ちで
くれるチョコなら、
オレには貰う資格がないから
受け取れない
…と。

悩んでしまった彼女に、
担任の原田が助言してくれた。
仮に平助に大切な人が出来て、
それを祝福出来るのなら
それは友情の好きだ
…と。

想像したら胸が苦しい。
彼の隣に他の誰かが居るなんて。

そうして彼への想いを確認した彼女は、
チョコの持ち込みを禁ずべく、
風紀委員の双子の兄が
決めた持ち物検査を
なんとか乗り切り
敢えて学校で
彼にチョコを渡す事を決意。

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…の後に、おそらくチョコを渡し、
ハッピーエンドになるはずが、
5種類のミニゲームを
クリアしなければならず、攻略断念(笑)
難しすぎました、ミニゲーム(笑)