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2017年6月1日木曜日

月影の鎖-錯乱パラノイア-/榛名望

 成瀬誠さん演じる
榛名望のネタバレ感想です。


-----☆★☆-----

 
自然界に存在する色を混ぜると、
最終的に黒になるでしょ、
暗闇みたいな。
 

色んな気持ちが混ざり合って、
真っ暗闇になった時にも、
君は月のように、
優しく照らしてくれるんだ。


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金銭的には恵まれた家庭。
けれど夫婦仲は冷え切っていて、
両親ともにあまり家におらず、
たまに戻る時には
それぞれ恋人を連れて来る。

そうして夜毎聞かされる声。

はじめは意味が分からなかったそれも、
彼の成長と共に、耐えられないものに。

そうか、聞かなければいい。
家にいなければ聞かずに済む。


そう気付いた彼は、
以来、あまり家に
寄り付かなくなってしまった。

まるで自分なんて居ないかのように、
好き勝手に振る舞う両親。
そんな家庭に居場所を見出せず、
帰る事も出来なくなって行った彼。

ある日、公園で寝ていた所を、
こんな所で寝ていないで家に帰れ…と、
声を掛けて来た青年が。

それが今の大事な友人、猪口渉。
猪口に話を聞いて貰った彼は、
居場所を見出せた気がして、
その後就職試験を受けまくり、
深海が社長をつとめる
コンサルティング会社に入社。

そうしてとある島の
財政立て直しを受けた彼の会社から、
社長と共にあの島に。

そこで出会った彼女。

出会いは夜の港。
暗い海を覗き込む彼女に
声を掛けたのは彼だった。
彼女の様子に、
自分と同じものを感じたから。

その後、彼女が
女将をつとめる店に通いつめ、
常連となった彼。

深入りせずに、
ただ時折食事をしに行き、
少しの時間話を聞いてもらう。
それだけで満足だった。

だって、彼女は
沈丁花のような人だから。
近づきすぎると、
その毒にやられて、
きっと離れられなくなってしまう。
そうして僕はダメになってしまうんだ。


そう思っていたのに。

祭りに出かけたあの夜から、
少しずつ変わり始めた。

決定的だったのは、
彼女の店での喧嘩。
客同士の揉め事を
仲裁しようとした彼女が、
逆に悪者のように
悪し様に言われる事が我慢ならなかった。
本当に彼女を想うなら、
傍観すべきだったのに。
耐えられずに怒ってしまった。

自分は市の行政側についている人間で、
さらには友人の猪口と居て、
軍人である友人も、
街の人々にとっては、
敵側だというのに。

その事件をキッカケに、
彼女は店を続ける事が
出来なくなってしまった。

一時の感情で、彼女のここでの
未来を潰してしまった。

けれど彼女はそれが嬉しかった。
本当なら、
自分が仲裁しなければならないのに。
悪く言われた事を彼が怒ってくれた事が。

その後、店を
続けられなくなった彼女は、
深海の誘いにのり、
コンサルティング会社の雑用をすることに。

二人同じ職場で働く中、
彼らは見つけてしまったのだ。
深海が執拗に
駐屯地にこだわる理由を。

それは深海が裏で武器商人をしていて、
ここに駐屯地を置くことは、
武器を販売する為だった。

そこで彼は立ち上がった。
だって彼女を愛してるから。
だから、彼女と
彼女の世界を守る為に戦おうと。

そうして無事に深海の
悪事を住民の前で暴くことに成功し、
店が営業出来なくなるほどに、
街の嫌われ者に
なってしまった彼女の信用も、
その一件により回復させたのです。

深海の会社はつぶれ、
副社長と共に、
島の財政の立て直しに参加した彼は、
三年掛けてそれを成し遂げ、
本土のコンサルティング会社から、
その手腕を買われ引き抜かれる事に。

そんな彼と共に、店を畳み、
本土に行く決意をした彼女。
だって彼を愛してるから。
コンサルティングの仕事を
頑張る彼が好きだから、
そばでそんな彼を
支える事が夢なんだとか。

本土に行っても、二人で助け合い、
末永く幸せに暮らして行く事でしょう。

2017年5月31日水曜日

月影の鎖-錯乱パラノイア-

父をとても愛していた母。
彼女は父を愛するが故に、
彼を亡くした時、
心が壊れてしまった。
娘を娘と認識出来ない程に。

けれど、幼かった彼女に、
それはとても理解出来ない。
だからどうしても母に
自分を見て欲しいと、
ありとあらゆる事をしてみるものの、
母の感心が自分に向く事がないまま、
母はこの世から居なくなってしまった。

そうして母の友人である
螢に養女として迎えられた。

愛を知らなかった、
居場所のなかった彼女に、
愛をくれ、
居場所をくれた螢と兄。
だから二人の役に立ちたくて、
螢が亡くなった後、
彼女は「月の畔」の女将となり、
一人店を守る事に。

そんな彼女の街は
本土から離れた島にあり、
閉鎖的なそこは、
温泉街と花柳街からなる観光地。
けれど昨今観光客は減り、
数年前の大震災も加わり、
市の財政は
とても厳しいものとなっていた。

そんな財政難を乗り切るため、
市長が雇ったコントルタント。
彼がこの街に
騒動を持ち込んだのだ。
財政難を乗り切るために
この島を駐屯地にするべきだ…と。

一見彼女の暮らしとは
なんの関係もないその事件が、
彼女の平和な日々を
大きくかき乱すものとなって…。


攻略キャラ
・神楽坂響(cv.新垣樽助さん)
・望月理也(cv.松岡禎丞さん)
・猪口渉(cv.浅沼晋太郎さん)
・榛名望(cv.成瀬誠さん)
・大井川護(cv.三浦祥朗さん)

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・榛名望☆
・望月理也
・猪口渉

※攻略した順番に記載させて頂いております。
 ☆はお気に入りキャラです。



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凄く面白い作品でした。
明るく楽しく…という
お話ではありませんし、
全体的に暗い感じの所はありますが、
個人的には凄い好きな世界観でしたね。

色使いも作品の雰囲気にあっていて、
とても良かったです。

内容的に、割りと
大人のゲームとかにありそうな感じかな?と。
なので、学生さんとかよりも、
大人の方にオススメしたい感じの
作品かな?と思います。

文章がとても素敵で、
シナリオ重視の方にも
オススメ出来る作品ですね。

私が攻略させて頂いた中では、
榛名さんがスチルも良かったですし、
なんか色々ドラマチックで素敵でした!

立絵では会えない、
メガネなし髪下ろしバージョンの
イケメン榛名さんとか、
もう本当に素敵でした!

スチルの数もそれなりに
満足な数だったと思います。

ただ、背景の種類が
少なかったように感じたのは、
もったいなかったかな?と。
他がいいので、そこが逆に
気になってしまった所でした。

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好きキャラ
1.榛名さん
2.猪口さん
3.望月さん

榛名さんが圧倒的に大好きなので、
猪口さんと望月さんは
甲乙つけがたい感じでした。
成瀬さんの声と話し方が、大変ツボで、
また色々な作品で
お会いしたいなと心から思いました。


オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★☆