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2017年3月5日日曜日

下天の華 with 夢灯り/織田信長

松風雅也さん演じる織田信長のネタバレ感想です。


-----☆★☆-----


これからは、余の隣で新たな世を生きよ。
余の半身は、未来永劫、お前だけだ。


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第六天魔王信長。
誰もが恐れる彼には、
ともに夢を目指す沢山の家臣がいたし、
彼らに慕われてもいた。

けれど、壮大なその夢を、
彼に寄り添い、共に目指してくれるような、
そんな相手には出会えずにいた。

でも、いつか出会えるだろうと、
その相手をどこかで探していたのだろう。
彼は高価な茶器を用意して、
その出会いを待っていたのだから。

高価なその茶器の内に描かれているのは、
寄り添い飛ぶ二羽の鳳。
その鳳のように、寄り添いあい、
共に歩めるように…と。

そんな時、彼女は光秀の命により、
明智の姫として彼と出会った。
もともと忍びである彼女は、
普通の姫とは違い、変わり者の姫だった。
それが彼の興味を引いた。
面白いおなごだと。

そうして共に過ごすうちに、
彼女が自分に好意を抱いている事にも気づき、
彼もまた彼女を愛おしく思っていたのに。
ある日気づいてしまった。
光秀が雇い入れた忍びが彼女である事に。

それは蛍見の宴で、
謀反を企む信行をあぶり出すための計略。
その作戦の肝は彼女だった。

忍びのくせに、心根のまっすぐな彼女は、
すぐその感情が顔にでる。
だから光秀も本当の事を話せなかったし、
彼女の正体に気づいた彼もまた、
話す事はできなかった。

けれど、一つだけ伝えたかった。
自分の命を奪う事を躊躇っている彼女に。
顔が青ざめる程、思い悩んでいる彼女に。

そうして琵琶湖に連れ出して、

余の命はお前にくれてやる。
余を信じて、全力でかかって来い。


そう告げた彼。

血に見えるように、墨を仕込んで、
信行をはめる計画のすべてを、
彼女に話す訳には行かないけれど、
大丈夫だと、信じて欲しいと伝えたくて。

その甲斐あってか、
無事に信行を捕らえる事に
成功した彼女は、
光秀の元はお役ごめんとなり、
今度の雇い主は彼に。

それだけでも、動揺している彼女を、
今度は妻として娶りたいと言い出した彼。

自分は忍び。
どんなに彼に恋い焦がれようとも、
天下人の妻になどなれる訳がない。


そう思う彼女は、
どうしても首を立てに振れずに
悩んでしまう。
そんな彼女に、彼は猶予をくれた。

これから上洛するから、
余が安土に戻るまで時間をやろう
…と。

それでも悩んでいる彼女に、
光秀が教えてくれた。
彼女が忍びだと知った時、
彼は大層嬉しそうだったと。

その言葉に勇気を貰い、
自分の気持に正直に
彼の元に行こうと決めた矢先、
信行が何者かの手引で
牢を抜け出したとの報告が。

狙いは間違いなく彼。
急いで助けないと!
…と鳥に変じて本能寺へ。

信行軍は2000なのに対し、
信長軍は100程度。
彼女が危険を知らせてくれたものの、
本能寺には火を放たれて、
光秀軍の到着までにはまだ時間がかかる。

だから彼は諦めてしまった。
もとより人の命の儚さを、
誰より強く感じていた彼だから。
ここで天下への道が潰えた…と、
そう思ってしまった。

そうして彼女と蘭丸だけは逃がそうと、
二人を説得した彼は、
一人中で弟を迎え撃つつもりだった。

なのに、蘭丸が気を利かせて先に出ると、
彼女は彼に告げた。

私はあなたの半身。
あなた一人を残しては行けない。
信長様だけを地獄の旅路へと
送り出せない
…と。

そうして彼女は長老の話を
思い出していた。

誰かとの強い心の繋がりがあり、
その人のためと強く願えるのなら、
私利私欲のためでないのなら、
一度だけ、見た事のないものに
変じる事が出来る。


そう教えられた言葉を。

だから願った。
愛する人を炎の中から
救い出せる大きな鳥、
そう鳳に変じる事を。

彼女の彼への想い、
彼の彼女への想い、
互いが互いを想う強い想いが、
彼女を鳳に変え、
彼を炎の中から救い出した。

その後、彼女は忍びの里へ。
彼のはからいで、
彼女を妻にと貰い受ける事で、
伊賀の里と和睦を結ぶ事に。

無事に彼の元に戻って来た彼女は、
明智の姫として、彼の正室に。
-----
共に夢を追い続けよう。
戦乱の先の泰平の面白き世を目指して、
二羽の鳳のように。


余の夢路には、お前が必ず、
寄り添っていなければならないのだから。

2017年3月3日金曜日

下天の華 with 夢灯り

168本目の乙女ゲーム。
コーエーさんのPSVita用ソフト。

伊賀の里で忍びとして、
修行に励んでいた主人公は、
ある日里に届いた依頼の文により、
安土城へ。

依頼人も分からないまま行ったそこで、
出会った依頼人は明智光秀。
彼の依頼により、彼の妹、
明智の姫として暮らす事になった彼女。

信長を始めとする様々な武将との出会いと、
主の密命。
忍びの彼女を待つ未来とは?

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攻略キャラ
 ・織田信長(cv.松風雅也さん)
 ・明智光秀(cv.野島健児さん)
 ・羽柴秀吉(cv.森久保祥太郎さん)
 ・徳川家康(cv.小野賢章さん)
 ・森蘭丸(cv.島崎信長さん)
 ・百地尚光(cv.檜山修之さん)
 ・織田信行(cv.岡本寛志さん)
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 ・黒田官兵衛(cv.興津和幸さん)
 ・竹中半兵衛(cv.柿原徹也さん)

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・徳川家康/夢灯り☆
・森蘭丸/夢灯り☆
・織田信長/夢灯り☆
・明智光秀
 ---
・竹中半兵衛

※攻略した順番に記載させて頂いております。
 ☆はお気に入りキャラ。


-----☆★☆-----


とてもおもしろい作品でした。

主題歌が、歴史ものなのにこの曲?
って一瞬驚いたのですが、
作品の雰囲気にとてもあっていて、
逆にカッコいいなって思いました。

色々な演出もこっていて、
見せ方がとても素晴らしい。
冒頭から引き込まれました。

キャラも個性豊かで、
かと言って個性が際立ち過ぎてなくて、
全体のまとまりも凄く良かったと思います。
声優さんもキャラにあっていて、
皆さんとても素敵でした。

ミニゲームも、
本編のタイミングゲームから、
夢灯りでは更に
神経衰弱みたいなものも加わり、
昔の遙かのミニゲームを思い出しつつ、
楽しませて頂きました。
寧ろ後半はミニゲームに
夢中になってしまったといえるくらい(笑)

キャラの皆さんの言葉遣いも、
時代背景にあっていて、
凄く良かったですね。

スチルが表示される際にも演出があって、
それも良かったです!

ただ、夢灯りに関しては、
最終章以外が共通という事もあり、
周回プレイすると、飽きるかもしれません。
気になる所は、本当にそれくらいなか?
ってくらい、個人的には
大好きな作品になりました。

キャラも皆さん良かったので、
フルコンプ出来るかと思いきや、
蘭丸がビックリするくらい好みで、
好きすぎて、だんだん周回プレイするのが
辛くなりました(笑)

それくらい大好きなキャラと
出会わせてくれた作品に、
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
楽しかったです!

好きキャラランキング
1.森蘭丸
2.徳川家康
3.織田信長
4.竹中半兵衛
5.明智光秀

光秀さんだけ力尽きて、
箇条書きの
ネタバレになってしまってすみません。

オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★★

2017年1月25日水曜日

下天の華 with 夢灯り/織田信長/夢灯り

松風雅也さん演じる織田信長の夢灯りの感想です。


-----☆★☆-----


妻になるからと言って難しく考えるな。
おまえはそのままでいろ。
子供のような心で、
余を信じついてくればいい。

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鷹に猿、
立て続けに起こった動物による襲撃。
狙いは第六天魔王信長。

変化の術を使う者もいる、
獣を操る術もあろうよ。

そう言って彼は光秀に御前試合の開催を告げた。
優勝者への商品は、
彼の愛馬「鉄(くろがね)」。

自らの命を掛けて、敵の正体を掴むため。

そうして光秀が、
半兵衛が術を掛けている所を目撃したものの、
鉄を止めるべくくないを投げた、
七介の変じた彼女に疑いの目が。

更に安土の盾から伊賀に宛てた手紙と
忍法帖も発見され、
手紙の内容が謀反を示すものだった事から、
彼女への城内の不信は大きくなった。

そうして安土の盾を犯人だとする声が挙がり、
評定では伊賀攻めが言い出される始末。

けれど彼は気づいていたから。
全ては安土の盾を嵌める罠だと。

だからそんな声を一蹴し、
様子を見ると告げた。

その後、彼女を呼び出し告げたのです。

伊賀に帰るように…と。

今回の件では、助けるためとはいえ、
七介の姿で不用意にくないを投げてしまい、
騒ぎになった事は失態だと思う。
けれども、だからこそ、
一刻も早く犯人をあげたかったのに。

この件の対処には一切加われないまま、
伊賀へ戻る事を命じられた彼女。

何も一生戻るななどと言ってはいない。
半年もしたら戻ってくるがいい。

その間にすべてを片付けたかった彼。

安土の盾の名前が出た上に、
伊賀の忍者である事も知られている以上、
どうあっても彼女は巻き込まれてしまう。
ただの主従関係ならば、それでも構わない。
でも、彼にとっての彼女は、
もうただの忍びではなかったから。

何よりも大切で、傷一つつけたくない。
だから危険を承知で、
この城に置いて置きたくはなかった。

けれど彼が彼女を大事に想うように、
彼女もまた彼が大事だから。
こんな大変なときに、
自分ひとりだけが安全な場所にいるなんて
耐えられなかった。

鳥に変じ、
命じられるまま伊賀へと戻る道すがら、
紀伊へと向かう秀吉一行を見かけた彼女。
こっそりと聞いた話では、
彼の体の具合が良くないと。

いてもたってもいられず、
嫌な予感に突き動かされ、
再び安土城へ。

たどり着いたそこは、
半兵衛の策により、野犬に襲われていた。
その爪には猛毒が仕込まれており、
爪の餌食になれば即死してしまう。

慌てて彼を探した彼女は、
正面の野犬と対峙している彼の背後から、
野犬が迫りくるのを発見。
慌てて忍びに変じ、くないを投げたものの、
僅かにその爪が彼をかすめたように見えた。

短くうめいた彼は、
着物が裂けただけよ…と笑う。

そうして彼女も加勢し、
野犬の対応をするも、
数が多すぎてキリがない。
次第にみなの体力が消耗してきた。

そんな時、
どこかで高みの見物を
決め込んでいるであろう半兵衛へと
語りかけた彼の言葉に、
半兵衛が姿を表した。

半兵衛の術により、鎮まった野犬。
対峙する彼と半兵衛は、一騎打ちを。
あっさりと峰打ちで
半兵衛を負かした彼は、
その直後倒れてしまった。

そう、なんでもないと振る舞って、
平気な顔で戦っていた彼は、
僅かではあるものの、
野犬の爪に傷をつけられていた。
僅かな傷とはいえ、死に至る程の猛毒。
至急薬師が対応したものの、
今夜が峠と言われる状態に。

面会は絶たれた状態ではあったものの、
心配でいられなかった彼女は、
カエルの姿で彼の元に。

毒にうなされる彼の唇からは、
彼女の名を呼ぶ声が。

応えるように、姫の姿に変じた彼女は、
その姿のまま、一晩中彼の側に。
ただひたすら、
「行かないで」と泣きながら。

慌てて戻ったのに、
側にいたのに。
どうして守れなかったのだろう?
信長様がいなくなったら、
皆の夢はどこに行けばいいの?
私の想いはらどこに行けばいいの?
だからお願い、
信長様、どこにも行かないでください!

彼女の想い、
彼女より僅かに先に訪れた弟信行の想い、
そして控えの間にいる家臣たちの想い。
沢山の想いが彼に届いたのだろうか?
翌朝、昨晩の危篤状態が
嘘のように回復した彼。

その後、一晩中彼の側に
付きそっていた事が、
城内のものに知られた彼らは、
その仲を噂され、

信長様が雑賀の姫との縁談を断ったのは、
明智の姫と恋仲だったからだ。

と言われるように。

こうなったら今までのように、
逢瀬もしづらくて敵わん。

そう思った彼は、一つ提案したのです。
余と縁組をしないか?…と。

ずっと側にいるのなら、
形にこだわるつもりはない。
それでも従者であるより、
妻である方が都合がいいから…と。

ひどく軽く聞こえる言葉には、
彼の深い愛情が。
彼女が彼女らしく、
側で笑って居られるように…という。

-----
世界は広く面白い。
余はその先の先をお前と共に見てみたい。

長く険しいその道を共に歩めるのは、
ただ一人お前だけだ。

お前はこの大事な一生の中で、
ただ一人見つけた、余の華なのだから。