寺島拓篤さん演じるアタルヴァの感想です。
-----☆★☆-----
生まれて来た理由を
探し求めていたけれど、
それがロウの記憶媒体で。
そのことにショックを受けたりもしたが、
そんなものは関係なかった。
おまえと共に生きたい。
大切なのは、
生きる理由だったんだな。
-----
ロウが長き時を生きる為に、
収容しきれなくなった記憶を
バックアップする為に
クローンを生み出した。
そう、それが彼ら兄弟。
親もなく、目的もなく。
ただ道具として生み出された。
そうして兄弟には、
それぞれ違う記憶が入れられて、
ロウの記憶を保存するために、
彼らは幽閉されて暮らしていた。
中でも彼の兄のリグは、
兄弟の中で一番優秀だった事から、
屋敷の外に出て、
軍の仕事に係る事が出来た。
そこで知り合ったのが、
シュドの育ての父。
リグは、その優秀な頭脳を使い、
自分たちが
なんの為の存在なのかを知り、
そして記憶の持ち主であるロウが、
ずっと探していた人の
居場所まで突き止めた。
そうしてリグは屋敷を抜け出した。
弟のアタルヴァを連れて。
理由は「一番若かったから」と、
そう彼は言っていたけれど、
本当はもっと違う
何かがあったのかもしれない。
だって、彼ら兄弟には
番号しかなかったのに、
兄がアタルヴァに名をくれたのだから。
それはきっと、
ロウの記憶媒体のクローンではなく、
アタルヴァとして生きろ
という意味なのかもしれないから。
そうして途中リグを失いながらも、
ネオスフィアにたどり着いた彼は、
そこで彼女と出会い、恋を知った。
所が自分の正体を知ってしまったから。
だから分からなくなってしまった。
自分のこの想いが
本当に自分のものなのかが。
だって、記憶の主が
どれほど彼女を
求めているのか知っているから。
どれほどの時間、
彼女を探していたのかを。
果てしないほどのときの中、
ただ記憶の彼が想っていたのは、
「彼女に会いたい」
それだけだったから。
その後、ティアブレイドを操り、
自分の邪魔をする彼を
ロウは邪魔だと判断し、
クローンを作る際に
プロテクトとして仕込んでいた
自死機能を機動させてしまう。
そうしてアタルヴァの脳が
壊死し始めた時、
突如リグの人格が現れた。
リグは外に出る事が出来た事から、
様々な情報を集め、
予め自死機能の事も知っていて、
その為の対策として、
死ぬ直前に、彼の脳にリグの人格を
バックアップしておいた。
発動条件は、自死機能の発動。
そうして現れたリグにより、
彼が持ってきた
生体コンピューターを使用する事で、
アタルヴァを助けられる事に。
でも、自分の記憶がロウのものだと知り、
絶望の色を見せていたアタルヴァ。
あんなにも強い想いが、
彼女と共に
死ぬためのものだと知ったから。
そんな彼の
絶望を見てしまった彼女は、
今は脳の奥で
眠りについていアタルヴァを
自分たちの都合で
起こしていいものか悩む。
そうしてリグに相談したら、
「君の好きにしたらいい」と。
そう、彼に訊く事も叶わない。
誰も決める事は出来ない。
目覚めた彼がどう思うかも、
目覚めてみなければ分からない。
でも、今彼女を含めたみんなは、
彼を取り戻したいと強く願っていたから。
だからその願いのままに、
彼を生体コンピューターを使い
呼び戻した。
それと同時に消滅するリグの人格と、
いつか自分の命を使わずに、
地上を浄化する方法を探す
と約束を交わして。
目覚めた彼は、
ずっと彼の人生の
すべてだったあの記憶、
それが自死機能が発動した事で、
消滅した事に気づいた。
そうして再び絶望を味わう。
だって、それだが
彼の人生だったから。
けれど、彼女と共に再び戦う中で、
彼は生まれた意味よりも、
生きる理由が大切だと気づいた。
彼女と共にありたい。
あの記憶がなくても、
確かにその想いが心にあるから。
だからその理由の為に
生きようと誓う彼。
そうしてロウのナノマシンを止める為、
転換炉を暴走させ、
ロウをティアブレイドごと封印。
その為に彼女は、
自分の本体に力を借り、
死を望んでいた彼女により、
体も機能もすべてを譲りうけた。
その後、ネオスフィアは地上に出て、
ネオスフィアの中にいることで、
地上で蔓延している病の進行を
遅らせる事が可能だと判明した事から、
地上で病に苦しむ人々を
ネオスフィアに移住された。
その仕事はシュドを始めとした
なんでも屋が担ってくれて、
元々ネオスフィアの
管理AIであったクレイドルも、
喜んで協力している。
ただ、彼は転換炉を
使用する作戦の際に、
シュドを先に行かせる為、
自らアルカディアと戦い、
機能を損傷してしまった為、
今は人との会話が
うまく出来ない状態に。
それでも、ゆっくり丁寧に伝えれば、
ちゃんとデータ管理などを
こなしてくれる。
ずっと彼女一人の
ゆりかごだった彼は、
今は沢山の人々の
ゆりかごとして働いている。
そうして彼女は、
リグとの約束を果たす為、
アタルヴァと首都に向かう事に。
そんな彼女に、
3000年もの長き時間
共に過ごしたクレイドルが、
とても小さな声で、
「いってらっしゃい」と告げた。
ずっと共にあったから、
決して必要のなかったそれに、
切ない想いを感じながら、
アタルヴァと首都へ向かう彼女。
リグとの約束を果たしたら、
今度は彼と二人で旅に出る予定。
彼の兄弟たちが見る事の出来なかった
世界を沢山みたいという彼。
その彼の瞳には、
もうあの憂いはない。
ただ、彼女と共にある今と、
これからさきの未来の光だけ。
2017年3月3日金曜日
下天の華 with 夢灯り
168本目の乙女ゲーム。
コーエーさんのPSVita用ソフト。
伊賀の里で忍びとして、
修行に励んでいた主人公は、
ある日里に届いた依頼の文により、
安土城へ。
依頼人も分からないまま行ったそこで、
出会った依頼人は明智光秀。
彼の依頼により、彼の妹、
明智の姫として暮らす事になった彼女。
信長を始めとする様々な武将との出会いと、
主の密命。
忍びの彼女を待つ未来とは?
-----
攻略キャラ
・織田信長(cv.松風雅也さん)
・明智光秀(cv.野島健児さん)
・羽柴秀吉(cv.森久保祥太郎さん)
・徳川家康(cv.小野賢章さん)
・森蘭丸(cv.島崎信長さん)
・百地尚光(cv.檜山修之さん)
・織田信行(cv.岡本寛志さん)
-----
・黒田官兵衛(cv.興津和幸さん)
・竹中半兵衛(cv.柿原徹也さん)
-----
・徳川家康/夢灯り☆
・森蘭丸/夢灯り☆
・織田信長/夢灯り☆
・明智光秀
---
・竹中半兵衛
※攻略した順番に記載させて頂いております。
☆はお気に入りキャラ。
-----☆★☆-----
とてもおもしろい作品でした。
主題歌が、歴史ものなのにこの曲?
って一瞬驚いたのですが、
作品の雰囲気にとてもあっていて、
逆にカッコいいなって思いました。
色々な演出もこっていて、
見せ方がとても素晴らしい。
冒頭から引き込まれました。
キャラも個性豊かで、
かと言って個性が際立ち過ぎてなくて、
全体のまとまりも凄く良かったと思います。
声優さんもキャラにあっていて、
皆さんとても素敵でした。
ミニゲームも、
本編のタイミングゲームから、
夢灯りでは更に
神経衰弱みたいなものも加わり、
昔の遙かのミニゲームを思い出しつつ、
楽しませて頂きました。
寧ろ後半はミニゲームに
夢中になってしまったといえるくらい(笑)
キャラの皆さんの言葉遣いも、
時代背景にあっていて、
凄く良かったですね。
スチルが表示される際にも演出があって、
それも良かったです!
ただ、夢灯りに関しては、
最終章以外が共通という事もあり、
周回プレイすると、飽きるかもしれません。
気になる所は、本当にそれくらいなか?
ってくらい、個人的には
大好きな作品になりました。
キャラも皆さん良かったので、
フルコンプ出来るかと思いきや、
蘭丸がビックリするくらい好みで、
好きすぎて、だんだん周回プレイするのが
辛くなりました(笑)
それくらい大好きなキャラと
出会わせてくれた作品に、
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
楽しかったです!
好きキャラランキング
1.森蘭丸
2.徳川家康
3.織田信長
4.竹中半兵衛
5.明智光秀
光秀さんだけ力尽きて、
箇条書きの
ネタバレになってしまってすみません。
オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★★
コーエーさんのPSVita用ソフト。
伊賀の里で忍びとして、
修行に励んでいた主人公は、
ある日里に届いた依頼の文により、
安土城へ。
依頼人も分からないまま行ったそこで、
出会った依頼人は明智光秀。
彼の依頼により、彼の妹、
明智の姫として暮らす事になった彼女。
信長を始めとする様々な武将との出会いと、
主の密命。
忍びの彼女を待つ未来とは?
-----
攻略キャラ
・織田信長(cv.松風雅也さん)
・明智光秀(cv.野島健児さん)
・羽柴秀吉(cv.森久保祥太郎さん)
・徳川家康(cv.小野賢章さん)
・森蘭丸(cv.島崎信長さん)
・百地尚光(cv.檜山修之さん)
・織田信行(cv.岡本寛志さん)
-----
・黒田官兵衛(cv.興津和幸さん)
・竹中半兵衛(cv.柿原徹也さん)
-----
・徳川家康/夢灯り☆
・森蘭丸/夢灯り☆
・織田信長/夢灯り☆
・明智光秀
---
・竹中半兵衛
※攻略した順番に記載させて頂いております。
☆はお気に入りキャラ。
-----☆★☆-----
とてもおもしろい作品でした。
主題歌が、歴史ものなのにこの曲?
って一瞬驚いたのですが、
作品の雰囲気にとてもあっていて、
逆にカッコいいなって思いました。
色々な演出もこっていて、
見せ方がとても素晴らしい。
冒頭から引き込まれました。
キャラも個性豊かで、
かと言って個性が際立ち過ぎてなくて、
全体のまとまりも凄く良かったと思います。
声優さんもキャラにあっていて、
皆さんとても素敵でした。
ミニゲームも、
本編のタイミングゲームから、
夢灯りでは更に
神経衰弱みたいなものも加わり、
昔の遙かのミニゲームを思い出しつつ、
楽しませて頂きました。
寧ろ後半はミニゲームに
夢中になってしまったといえるくらい(笑)
キャラの皆さんの言葉遣いも、
時代背景にあっていて、
凄く良かったですね。
スチルが表示される際にも演出があって、
それも良かったです!
ただ、夢灯りに関しては、
最終章以外が共通という事もあり、
周回プレイすると、飽きるかもしれません。
気になる所は、本当にそれくらいなか?
ってくらい、個人的には
大好きな作品になりました。
キャラも皆さん良かったので、
フルコンプ出来るかと思いきや、
蘭丸がビックリするくらい好みで、
好きすぎて、だんだん周回プレイするのが
辛くなりました(笑)
それくらい大好きなキャラと
出会わせてくれた作品に、
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
楽しかったです!
好きキャラランキング
1.森蘭丸
2.徳川家康
3.織田信長
4.竹中半兵衛
5.明智光秀
光秀さんだけ力尽きて、
箇条書きの
ネタバレになってしまってすみません。
オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★★
ヴァルプルガの詩
忙しい母が離れて暮らしている事から、
兄と二人暮らしの主人公。
犬が苦手な彼女の学校までの道のりに、
放し飼いなのか野良犬なのか、
いつも犬が居て困っていた。
そんなある日の下校時に、
その犬を見掛けた彼女は、
飼い主に相談しようと、
後を追いかける。
そうして辿り着いた洋館で
出会った謎の青年。
自分の伴侶になれという
その青年から助けてくれたのが、
いつも困っていたあの二匹の犬だった。
その日を堺に、
その洋館で出会った謎の青年に
追われる主人公と、
そんな彼女を守ってくれる
二匹の犬だと思われていた狼。
青年が主人公に執着する理由は?
そして彼女の辿る運命は…?
-----
攻略キャラ
・謎の青年(cv.柿原徹也さん)
・大神虎丸(cv.小野友樹さん)
・大神龍丸(cv.小野賢章さん)
・泉蘇芳(cv.平川大輔さん)
-----
・大神龍丸☆
・大神虎丸
・謎の青年
※攻略した順番に記載させて頂いております。
☆はお気に入りのキャラです。
-----☆★☆-----
一人攻略出来てないですが、
凄い面白かったです。
暗めな印象でしたが、
学園生活はなかなか楽しく描いてくれていました。
スチルもドキドキするものが多く、
凄い良かったです。
双子はルートの流れが殆ど一緒で、
龍丸くんの事を知ってしまうと
虎丸くん攻略しづらいかな?
と思うので、攻略の際には、
虎丸くんを先に
攻略する方がいいかも知れません。
そして、動きのあるスチルがあったり、
龍丸くんのエンドとか、
アニメのように見えるほど、
動きを感じたりと、
工夫されてて凄く良かったです。
敵だと思っていた彼も、
彼のシナリオをプレイしたら
凄い良かったりと、
攻略させて頂いた3人とも
大変魅力的に描かれて居て、
本当に素敵でした。
また大人っぽい要素も、
ロゼさんを思わせるくらい
頑張ってくれてたのも、
個人的には高評価です。
声優さんも役にあっていて、
みなさん演技も素晴らしかったです!
攻略させて頂いた中での
好きキャラランキングは、
1.龍丸くん
2.謎の青年
3.虎丸くん
…と言う感じで、もう、
本当に龍丸くんはツボ過ぎました。
大好きです。
そんな素敵な龍丸くんを
生み出して下さったこの作品に感謝です!
ありがとうございました。
オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★★
兄と二人暮らしの主人公。
犬が苦手な彼女の学校までの道のりに、
放し飼いなのか野良犬なのか、
いつも犬が居て困っていた。
そんなある日の下校時に、
その犬を見掛けた彼女は、
飼い主に相談しようと、
後を追いかける。
そうして辿り着いた洋館で
出会った謎の青年。
自分の伴侶になれという
その青年から助けてくれたのが、
いつも困っていたあの二匹の犬だった。
その日を堺に、
その洋館で出会った謎の青年に
追われる主人公と、
そんな彼女を守ってくれる
二匹の犬だと思われていた狼。
青年が主人公に執着する理由は?
そして彼女の辿る運命は…?
-----
攻略キャラ
・謎の青年(cv.柿原徹也さん)
・大神虎丸(cv.小野友樹さん)
・大神龍丸(cv.小野賢章さん)
・泉蘇芳(cv.平川大輔さん)
-----
・大神龍丸☆
・大神虎丸
・謎の青年
※攻略した順番に記載させて頂いております。
☆はお気に入りのキャラです。
-----☆★☆-----
一人攻略出来てないですが、
凄い面白かったです。
暗めな印象でしたが、
学園生活はなかなか楽しく描いてくれていました。
スチルもドキドキするものが多く、
凄い良かったです。
双子はルートの流れが殆ど一緒で、
龍丸くんの事を知ってしまうと
虎丸くん攻略しづらいかな?
と思うので、攻略の際には、
虎丸くんを先に
攻略する方がいいかも知れません。
そして、動きのあるスチルがあったり、
龍丸くんのエンドとか、
アニメのように見えるほど、
動きを感じたりと、
工夫されてて凄く良かったです。
敵だと思っていた彼も、
彼のシナリオをプレイしたら
凄い良かったりと、
攻略させて頂いた3人とも
大変魅力的に描かれて居て、
本当に素敵でした。
また大人っぽい要素も、
ロゼさんを思わせるくらい
頑張ってくれてたのも、
個人的には高評価です。
声優さんも役にあっていて、
みなさん演技も素晴らしかったです!
攻略させて頂いた中での
好きキャラランキングは、
1.龍丸くん
2.謎の青年
3.虎丸くん
…と言う感じで、もう、
本当に龍丸くんはツボ過ぎました。
大好きです。
そんな素敵な龍丸くんを
生み出して下さったこの作品に感謝です!
ありがとうございました。
オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★★
ヴァルプルガの詩/謎の青年
柿原徹也さん演じる謎の青年のネタバレ感想です。
-----☆★☆-----
おまえと共にある時だけ、
俺は生きていると感じる事が出来た。
もう捧げられるものは、その身の自由だけ。
-----
現世と隠世の狭間にひとりきりの彼。
動く事も出る事もかなわない。
ただそこにあるのは、
果てしなく広がる闇だけ。
そんな彼の世界に突如現れた一人の女の子。
幼い少女は彼の姿を
犬と間違ってはいるものの、
見る事が出来、声を掛けてくれた。
そうして何度か
話をしているうちに親しくなった二人は、
ずっと一緒に居ると、
伴侶になると約束した。
幼い少女に伴侶の意味は
ちゃんとは理解出来ていなかった事だろう。
それでも寂しかった彼女の
心を癒してくれたわんわんは、
彼女にとって大事な存在だった。
本当にずっと一緒に居たいと思うほどに。
また会いに来ると約束を交わし、
名のない彼に
フインスと言う名をくれた彼女は、
闇の中にひとりきりだった彼にとって、
唯一の光だった。
寂しさなんて知らなかった。
でも、光を知ってしまったから、
闇の寂しさを知る事になってしまった彼。
そうして礼拝堂を出た彼女は、
大神家の牙の一人、牛尾にに記憶を消され、
彼との出会いも、思い出も約束も、
付けてあげた名前までも、
すべて忘れてしまった。
それから10年の時が過ぎ、
彼はそれでも尚、
その約束を大事にしていた。
ずっと彼女を待っていた。
そうして力を蓄えた彼は、
土砂で流されてきた
志賀喬と言う青年の骸を手に入れ、
自由に歩き回れるように。
そうしてずっと待つだけだった
あの少女を探しに出た。
だって、彼女は、
彼にとって唯一の光だったから。
-----
そうしてリュウやトラに助けられた
あの洋館での再会後、
志賀喬として彼女達の学校に。
彼はただあの約束を守りたかった。
あの日光を与えた少女と共に有りたかった。
彼の願いはそれだけなのに。
彼はとても力の強い存在だから、
彼が存在するだけで、
そこに禍が発生してしまう。
その禍を払う事が使命である
大神一族である双子とは、
どうしたって対立せざるを得ない。
戦いたい訳じゃない。
望みはいつだってたった一つ。
あの暗闇の中で
あの子の声を聞いてからずっと。
10年間ただひたすらに想い続けた彼女。
初めは記憶がない事も手伝い、
ただ彼に対して
怯えの感情しか持っていなかった彼女が、
禍の事、彼に狙われる事と向き合い、
封じられて居た記憶を取り戻すにつれ、
彼に惹かれるように。
そうして彼が現世にただ存在するだけで
発生してしまう禍をなんとかして欲しい
…そんな無茶なお願いだって、
大好きな彼女のためなら、
面倒だと言いながらも、
ちゃんと聞いてくれる優しい彼。
毎朝毎晩禍を退治して歩いてくれた。
それが彼女の願いだったから。
話をちゃんと聞いてくれる。
目的は自分と共にある事だけ。
それを知った彼女は
友達であるトラやリュウと、
彼を戦わせたくない。
だから彼女は彼のもとに行き、
彼と共に街を離れた。
それでも彼は存在するだけで、
そこに禍を集めてしまう。
そう、彼はこの世に禍を発せずに
存在出来る場所などない。
どんなに彼女が、
そして彼が共にある事を望んでも、
現世にいる限り、
必ず人々に良くない影響を与えてしまう。
だから彼女を伴侶として
自分と同じ存在にするため、
隠世の実を飲ませる彼ですが、
彼女はまだ決心出来ない。
彼と共に隠世にいくという事は、
大事な家族、友達を
みんな捨てるという事だから。
迷いに迷って、少しの間離れて、
それでみんなに納得してもらってから、
フィンスと共に行こうと決意した彼女。
そして彼もまた、
そんな彼女の気持ちを汲んでくれ、
今まで10年待ったから、
それくらいなら構わない…と、
いつでも彼女の思いを尊重してくれる優しい人。
けれど、世界はいつも二人を許さない。
どんなに想い合っても、
周りに迷惑を掛けないようにと心がけても、
それでも世界は二人を排除しようとする。
まるで世界の意思がそうしたかのように、
共に行動していたジークが、
トラたちと取引をし、
彼の骸ごと洋館を焼いてしまった。
彼と共に生きたい!
必死に手をのばすけれど、
彼女の血を飲んだジークに
拘束されて彼女の手は届かない。
彼女と共にある事が叶わないのなら、
ここにある意味などない。
欲しいものは、興味あるものは、
この世界でたった一人、彼女だけなのだから。
もう焼かれて消えてしまう彼に
出来る事は何もない。
愛する人に与えられるものは一つだけ。
自分という呪縛から解放して、
自由をあたえる事だけ。
「愛してる」といい残し、
彼女に自由を会えた、
消えてしまったフィンス。
-----
その後、火事の洋館から助けだされた彼女。
学校も再開されて登校してみるものの、
トラやリュウ、
そして彼の事を知る人は誰もいない。
みんなの中からすべて消えていた。
まるで初めから居なかったように。
それでも彼女は覚えているから。
名前を思い出せない彼だけれど、
とても愛していた事を。
まるで心の半分が、
体の半分がなくなったかのような喪失感。
ポッカリとあいた穴は、
塞がる事がないまま、
時がだけが無情に流れる。
あぁ、人は心から愛する誰かを得た時に、
初めて満たされるんだ。
そうしてその人を失った時に、
本当の寂しさを知るんだ。
彼と別れた洋館の礼拝堂。
焼かれてなくなったその場所に一人佇む彼女。
涙を流し彼に会いたいと強く願う。
それでももう彼と会う事は叶わない。
そうして一人礼拝堂の跡地に
佇む彼女を迎えに来た兄に連れられ、
帰宅した彼女は、一人部屋で休む事に。
すると部屋には彼女の名前を呼ぶ声が。
それは一番聞きたかった声。
本当はあの時消滅するハズだったのに、
こうして生き残り諦める事が出来なかった。
そういう彼は、彼女を迎えに来てくれた。
世界を敵に回しても、
あなただけは、おまえだけは、
失う訳には行かないから。
だからもうこの手は二度と離さない。
そうして二人きりで結婚式をあげた。
二人を拒むこの世界で生きるのか?
それとも隠世で生きるのか?
それは分からないけれど、
でもきっと大丈夫。
もう二度と離れたりしないハズだから。
-----☆★☆-----
おまえと共にある時だけ、
俺は生きていると感じる事が出来た。
もう捧げられるものは、その身の自由だけ。
-----
現世と隠世の狭間にひとりきりの彼。
動く事も出る事もかなわない。
ただそこにあるのは、
果てしなく広がる闇だけ。
そんな彼の世界に突如現れた一人の女の子。
幼い少女は彼の姿を
犬と間違ってはいるものの、
見る事が出来、声を掛けてくれた。
そうして何度か
話をしているうちに親しくなった二人は、
ずっと一緒に居ると、
伴侶になると約束した。
幼い少女に伴侶の意味は
ちゃんとは理解出来ていなかった事だろう。
それでも寂しかった彼女の
心を癒してくれたわんわんは、
彼女にとって大事な存在だった。
本当にずっと一緒に居たいと思うほどに。
また会いに来ると約束を交わし、
名のない彼に
フインスと言う名をくれた彼女は、
闇の中にひとりきりだった彼にとって、
唯一の光だった。
寂しさなんて知らなかった。
でも、光を知ってしまったから、
闇の寂しさを知る事になってしまった彼。
そうして礼拝堂を出た彼女は、
大神家の牙の一人、牛尾にに記憶を消され、
彼との出会いも、思い出も約束も、
付けてあげた名前までも、
すべて忘れてしまった。
それから10年の時が過ぎ、
彼はそれでも尚、
その約束を大事にしていた。
ずっと彼女を待っていた。
そうして力を蓄えた彼は、
土砂で流されてきた
志賀喬と言う青年の骸を手に入れ、
自由に歩き回れるように。
そうしてずっと待つだけだった
あの少女を探しに出た。
だって、彼女は、
彼にとって唯一の光だったから。
-----
そうしてリュウやトラに助けられた
あの洋館での再会後、
志賀喬として彼女達の学校に。
彼はただあの約束を守りたかった。
あの日光を与えた少女と共に有りたかった。
彼の願いはそれだけなのに。
彼はとても力の強い存在だから、
彼が存在するだけで、
そこに禍が発生してしまう。
その禍を払う事が使命である
大神一族である双子とは、
どうしたって対立せざるを得ない。
戦いたい訳じゃない。
望みはいつだってたった一つ。
あの暗闇の中で
あの子の声を聞いてからずっと。
10年間ただひたすらに想い続けた彼女。
初めは記憶がない事も手伝い、
ただ彼に対して
怯えの感情しか持っていなかった彼女が、
禍の事、彼に狙われる事と向き合い、
封じられて居た記憶を取り戻すにつれ、
彼に惹かれるように。
そうして彼が現世にただ存在するだけで
発生してしまう禍をなんとかして欲しい
…そんな無茶なお願いだって、
大好きな彼女のためなら、
面倒だと言いながらも、
ちゃんと聞いてくれる優しい彼。
毎朝毎晩禍を退治して歩いてくれた。
それが彼女の願いだったから。
話をちゃんと聞いてくれる。
目的は自分と共にある事だけ。
それを知った彼女は
友達であるトラやリュウと、
彼を戦わせたくない。
だから彼女は彼のもとに行き、
彼と共に街を離れた。
それでも彼は存在するだけで、
そこに禍を集めてしまう。
そう、彼はこの世に禍を発せずに
存在出来る場所などない。
どんなに彼女が、
そして彼が共にある事を望んでも、
現世にいる限り、
必ず人々に良くない影響を与えてしまう。
だから彼女を伴侶として
自分と同じ存在にするため、
隠世の実を飲ませる彼ですが、
彼女はまだ決心出来ない。
彼と共に隠世にいくという事は、
大事な家族、友達を
みんな捨てるという事だから。
迷いに迷って、少しの間離れて、
それでみんなに納得してもらってから、
フィンスと共に行こうと決意した彼女。
そして彼もまた、
そんな彼女の気持ちを汲んでくれ、
今まで10年待ったから、
それくらいなら構わない…と、
いつでも彼女の思いを尊重してくれる優しい人。
けれど、世界はいつも二人を許さない。
どんなに想い合っても、
周りに迷惑を掛けないようにと心がけても、
それでも世界は二人を排除しようとする。
まるで世界の意思がそうしたかのように、
共に行動していたジークが、
トラたちと取引をし、
彼の骸ごと洋館を焼いてしまった。
彼と共に生きたい!
必死に手をのばすけれど、
彼女の血を飲んだジークに
拘束されて彼女の手は届かない。
彼女と共にある事が叶わないのなら、
ここにある意味などない。
欲しいものは、興味あるものは、
この世界でたった一人、彼女だけなのだから。
もう焼かれて消えてしまう彼に
出来る事は何もない。
愛する人に与えられるものは一つだけ。
自分という呪縛から解放して、
自由をあたえる事だけ。
「愛してる」といい残し、
彼女に自由を会えた、
消えてしまったフィンス。
-----
その後、火事の洋館から助けだされた彼女。
学校も再開されて登校してみるものの、
トラやリュウ、
そして彼の事を知る人は誰もいない。
みんなの中からすべて消えていた。
まるで初めから居なかったように。
それでも彼女は覚えているから。
名前を思い出せない彼だけれど、
とても愛していた事を。
まるで心の半分が、
体の半分がなくなったかのような喪失感。
ポッカリとあいた穴は、
塞がる事がないまま、
時がだけが無情に流れる。
あぁ、人は心から愛する誰かを得た時に、
初めて満たされるんだ。
そうしてその人を失った時に、
本当の寂しさを知るんだ。
彼と別れた洋館の礼拝堂。
焼かれてなくなったその場所に一人佇む彼女。
涙を流し彼に会いたいと強く願う。
それでももう彼と会う事は叶わない。
そうして一人礼拝堂の跡地に
佇む彼女を迎えに来た兄に連れられ、
帰宅した彼女は、一人部屋で休む事に。
すると部屋には彼女の名前を呼ぶ声が。
それは一番聞きたかった声。
本当はあの時消滅するハズだったのに、
こうして生き残り諦める事が出来なかった。
そういう彼は、彼女を迎えに来てくれた。
世界を敵に回しても、
あなただけは、おまえだけは、
失う訳には行かないから。
だからもうこの手は二度と離さない。
そうして二人きりで結婚式をあげた。
二人を拒むこの世界で生きるのか?
それとも隠世で生きるのか?
それは分からないけれど、
でもきっと大丈夫。
もう二度と離れたりしないハズだから。
2017年3月2日木曜日
ヴァルプルガの詩/大神虎丸
小野友樹さん演じる大神虎丸くんのネタバレ感想です。
-----☆★☆-----
禍に冒され、次第に弱って
死んでいった母さんの姿。
あの姿が今もこの目に焼き付いてる。
だから怖いんだ。
好きになればなるほど、
あいつを母さんと同じように、
死なせてしまう気がするから。
-----
それはまだトラもリュウも幼くて、
禍を払う力も持たなかった頃、
二人は狼の姿でこっそりと、
里に降りて一人の少女と出逢いました。
そうして彼女を
立ち入り禁止のあの洋館に誘った。
二人…トラはすぐ彼女と親しくなり、
おかあさんはお仕事で忙しくて。
お兄ちゃんが病院の日は
おばあちゃんも居なくて。
一人でイヤだったけど、
今は寂しくないよ、
わんわんが居てくれるから。
わんわんは大事なお友達だよ。
そう言った彼女。
だから彼は彼女を
大事な友だちだと思っていた。
あの頃からずっと
…それは変わることなく今も。
そうして洋館に誘った事で、
彼女はあの化物に狙われる事になり、
彼女の祖母は
さきのえやみに冒されてしまった。
だから彼は責任を感じていた。
彼女の事が気になっていた。
登校時公園でいつも
二匹の犬(狼姿の大神兄弟)が居たのも、
彼女を心配し、様子を見てくれていたから。
そんな彼女があの幼い日の事がキッカケで、
化物に狙われ、隠世の実を与えられ、
心臓に血脈を埋め込まれた事で、
人ならざるものとなってしまった。
そんな彼女に選ばれた事で、彼は長となり、
彼女を妻とした。
次期長候補という事で、
彼に言い寄る女は沢山居た事から、
彼は女性が苦手になった。
けれど彼女だけは違っていた。
それは幼いあの日に
大事な友だちだと思ったから
…まだ本当の気持ちに気づかない彼は、
その理由をそんな風に考えていた。
だから事あるごとに
「おまえは大事に友達だから」と口にする。
そのくせ、彼女が同じように
「友達だから」というと、
何故かイライラしてしまう。
なんだよ、友達って…と。
更には彼女が他の男、
牙や弟のリュウと話しているのも、
なんだか見ていて腹立たしい。
それもきっと
彼女が大事な友だちだからなんだ。
そんな風に思い込もうとしていた。
けれど、彼は勿論、彼女もまた、
共に過ごす時間の中で、
相手を友達以上に思っていた。
たったひとりの特別な人だと。
その事にリュウの助けにより
気づく事が出来た二人。
けれど、彼は心に決めていた事があった。
里の娘は嫁にとらない…と。
だって彼の母は里の娘だったから。
普通の人間は禍に弱く、
長の嫁なんて立場は、
普通の人間よりずっと
禍に触れやすい立場だから。
そのせいで早くに亡くなった母。
だから大切に思えば思う程、
そんな危険から
彼女を遠ざけたいと思ってしまう。
けれど、彼女は
謎の青年の血脈や隠世の実のおおかげで、
今では人ならざるものとなっしまったから。
そしてその事を
「トラと同じになれたみたいで嬉しい」
と言ってくれたから。
だから本当は期待していた。
あの化物を倒した後も、
彼女がその力を身に宿したままだったら、
禍に触れても危険は少ないし、
妻として傍に居て貰えるんじゃないかと。
けれど、期待通りにはならなかった。
戦いが終わった後、彼女の手の甲から、
あの化物につけらりたあざが消え、
与えられた力も消えてしまったから。
だから彼はおまえがが大切だ、大好きだ
…という事を告げた上で、
牛尾さんに頼んで
幼いあの日のように記憶を消してもらった。
彼女の中から共に戦ったあの日々を。
そうして嫁としての暮らしを終えた彼女は、
迎えに来てくれた兄と共に、家に戻り、
まだ避難勧告が出ているので、
母のもとで兄と三人で生活を始める事に。
学校が再開される時期に合わせ、
再び街に戻った彼女。
トラとの事は友達して記憶に残り、
あんなに大切で大好きで守りたかった思いは、
牛尾さんに消された記憶と共に、
封印されてしまっていた。
それでも学校で彼らに会える事を
とても楽しみにしていた彼女。
けれど再開された学校に
二人が登校する事はなく、
学校誰もが、
一緒に何度も禍の事で話し合った兄までもが、
大神兄弟の事を忘れていた。
まるで最初からそんな人など
存在していないかのように。
あぁ、もう戻るつもりはないんだ。
気づいた彼女は悲しくなってしまう。
そうして悲しい思いを抱えている日々の中、
彼女は気づいてしまった。
自分は彼を友達として
見ていたんじゃないという事に。
好きになっていたんだ…という事に。
それでも、みんなの記憶から
自分たちを消した事は、
彼らが戻らないという意志だから、
忘れようと思う彼女。
だけど忘れられるハズもなく、
他の人に告白されても断る彼女のもとに、
牙の巳斗が現れた。
巳斗に案内されて行った公園には
リュウが待っていた。
彼が力を貸してくれたおかげで、
再びトラに会う事が出来、
互いの気持ちを再確認。
化物を倒すという目的なんてなくても、
一緒に居たいと気持ちを重ねた二人。
その後、彼女の高校卒業を待った二年後、
二人は本当の夫婦に。
使命のためではなく、
互いに互いが必要だから、
共に歩む事を決めた二人。
長という立場は大変かもしれないけれど、
一度手放して
その辛さを思い知った二人だから、
きっとその手を離す事なく、
共に歩んでいく事でしょう。
-----☆★☆-----
禍に冒され、次第に弱って
死んでいった母さんの姿。
あの姿が今もこの目に焼き付いてる。
だから怖いんだ。
好きになればなるほど、
あいつを母さんと同じように、
死なせてしまう気がするから。
-----
それはまだトラもリュウも幼くて、
禍を払う力も持たなかった頃、
二人は狼の姿でこっそりと、
里に降りて一人の少女と出逢いました。
そうして彼女を
立ち入り禁止のあの洋館に誘った。
二人…トラはすぐ彼女と親しくなり、
おかあさんはお仕事で忙しくて。
お兄ちゃんが病院の日は
おばあちゃんも居なくて。
一人でイヤだったけど、
今は寂しくないよ、
わんわんが居てくれるから。
わんわんは大事なお友達だよ。
そう言った彼女。
だから彼は彼女を
大事な友だちだと思っていた。
あの頃からずっと
…それは変わることなく今も。
そうして洋館に誘った事で、
彼女はあの化物に狙われる事になり、
彼女の祖母は
さきのえやみに冒されてしまった。
だから彼は責任を感じていた。
彼女の事が気になっていた。
登校時公園でいつも
二匹の犬(狼姿の大神兄弟)が居たのも、
彼女を心配し、様子を見てくれていたから。
そんな彼女があの幼い日の事がキッカケで、
化物に狙われ、隠世の実を与えられ、
心臓に血脈を埋め込まれた事で、
人ならざるものとなってしまった。
そんな彼女に選ばれた事で、彼は長となり、
彼女を妻とした。
次期長候補という事で、
彼に言い寄る女は沢山居た事から、
彼は女性が苦手になった。
けれど彼女だけは違っていた。
それは幼いあの日に
大事な友だちだと思ったから
…まだ本当の気持ちに気づかない彼は、
その理由をそんな風に考えていた。
だから事あるごとに
「おまえは大事に友達だから」と口にする。
そのくせ、彼女が同じように
「友達だから」というと、
何故かイライラしてしまう。
なんだよ、友達って…と。
更には彼女が他の男、
牙や弟のリュウと話しているのも、
なんだか見ていて腹立たしい。
それもきっと
彼女が大事な友だちだからなんだ。
そんな風に思い込もうとしていた。
けれど、彼は勿論、彼女もまた、
共に過ごす時間の中で、
相手を友達以上に思っていた。
たったひとりの特別な人だと。
その事にリュウの助けにより
気づく事が出来た二人。
けれど、彼は心に決めていた事があった。
里の娘は嫁にとらない…と。
だって彼の母は里の娘だったから。
普通の人間は禍に弱く、
長の嫁なんて立場は、
普通の人間よりずっと
禍に触れやすい立場だから。
そのせいで早くに亡くなった母。
だから大切に思えば思う程、
そんな危険から
彼女を遠ざけたいと思ってしまう。
けれど、彼女は
謎の青年の血脈や隠世の実のおおかげで、
今では人ならざるものとなっしまったから。
そしてその事を
「トラと同じになれたみたいで嬉しい」
と言ってくれたから。
だから本当は期待していた。
あの化物を倒した後も、
彼女がその力を身に宿したままだったら、
禍に触れても危険は少ないし、
妻として傍に居て貰えるんじゃないかと。
けれど、期待通りにはならなかった。
戦いが終わった後、彼女の手の甲から、
あの化物につけらりたあざが消え、
与えられた力も消えてしまったから。
だから彼はおまえがが大切だ、大好きだ
…という事を告げた上で、
牛尾さんに頼んで
幼いあの日のように記憶を消してもらった。
彼女の中から共に戦ったあの日々を。
そうして嫁としての暮らしを終えた彼女は、
迎えに来てくれた兄と共に、家に戻り、
まだ避難勧告が出ているので、
母のもとで兄と三人で生活を始める事に。
学校が再開される時期に合わせ、
再び街に戻った彼女。
トラとの事は友達して記憶に残り、
あんなに大切で大好きで守りたかった思いは、
牛尾さんに消された記憶と共に、
封印されてしまっていた。
それでも学校で彼らに会える事を
とても楽しみにしていた彼女。
けれど再開された学校に
二人が登校する事はなく、
学校誰もが、
一緒に何度も禍の事で話し合った兄までもが、
大神兄弟の事を忘れていた。
まるで最初からそんな人など
存在していないかのように。
あぁ、もう戻るつもりはないんだ。
気づいた彼女は悲しくなってしまう。
そうして悲しい思いを抱えている日々の中、
彼女は気づいてしまった。
自分は彼を友達として
見ていたんじゃないという事に。
好きになっていたんだ…という事に。
それでも、みんなの記憶から
自分たちを消した事は、
彼らが戻らないという意志だから、
忘れようと思う彼女。
だけど忘れられるハズもなく、
他の人に告白されても断る彼女のもとに、
牙の巳斗が現れた。
巳斗に案内されて行った公園には
リュウが待っていた。
彼が力を貸してくれたおかげで、
再びトラに会う事が出来、
互いの気持ちを再確認。
化物を倒すという目的なんてなくても、
一緒に居たいと気持ちを重ねた二人。
その後、彼女の高校卒業を待った二年後、
二人は本当の夫婦に。
使命のためではなく、
互いに互いが必要だから、
共に歩む事を決めた二人。
長という立場は大変かもしれないけれど、
一度手放して
その辛さを思い知った二人だから、
きっとその手を離す事なく、
共に歩んでいく事でしょう。
神々の悪戯
高校生活も残り一年を迎えた主人公は、
神社の娘に生まれ、
その神社が剣を祀っている事から、
幼少の頃より居合を学んでいた。
高校時代に打ち込んだ事と言えば
居合だけ。
特に勉強に励んた訳でもなく、
恋をした覚えもない。
そんな状況の今の自分が
進路として選ぶべき道はなんだろう?
迷ってしまった彼女は、
久しぶりに神社に祀られている剣を見て、
自分の心と向き合いたいと、
それが納められているいる倉庫へ。
久しぶりに足を踏み入れたそこで、
目的の剣の前に、
天叢雲剣と出会った彼女。
その天叢雲剣が彼女を
箱庭と呼ばれる神々の学び舎へと誘った。
そこはゼウスにより
人間界の学校を真似て作れらた場所で、
人との関わりに問題のある神々が
集められた場所。
そこで彼らは
人について学ばなければならない。
そんな神々が
人について学ぶ助けとなるように、
人間の代表として
剣に選ばれてしまった彼女。
期間は一年間。
その間に神々が人への理解を深め、
問題を解決する
手助けをしなければならなくなってしまった。
果たして彼女はその役目を無事に果たし、
再び平和な日常に
戻る事が出来るのでしょうか?
-----
攻略キャラ
・アポロン・アガナ・ベレア(cv.入野自由さん)
・ハデス・アイドネウス(cv.小野大輔さん)
・戸塚月人(cv.上村祐翔さん)
・戸塚尊(cv.豊永利行さん)
・バルドル・フリングホルニ(cv.神谷浩史さん)
・ロキ・レーヴァテイン(cv.細谷佳正さん)
・アヌビス・マアト(cv.梶裕貴さん)
・トト・カドゥケウス(cv.森川智之さん)
-----
・アポロン・アガナ・ベレア☆
・戸塚尊
・ロキ・レーヴァテイン
・アヌビス・マアト☆
※攻略した順番に掲載させて頂いております。
☆はお気に入りキャラ。
-----☆★☆-----
大好きな作品を
久々にプレイさせて頂きました。
以前は、アポロンが好き過ぎて、
他のキャラを攻略して居なかったので、
再度挑戦しましたが、
やってみて良かったです。
この作品は本当にみんなキャラが素敵で、
好き嫌いの激しい私でもも、
みんな好き!って思えました。
なので、もう少し頑張りたい気もしましたが、
やっぱりアポロンが好き(笑)
一人大好きになると、
なかなか他の人のルートが辛いんですよね。
そんな感じで
全員攻略とは行きませんでしたが、
アヌビスくんのルートで、
ジャケットでみんなが持っている
あの果実の事とかわかったり、
尊さんのルートでは、
天叢雲剣の事が触れられていたりと、
色々とわかった事もあり、
楽しかったですね。
作品の世界観にあった
美しい音楽も素敵ですし、
作中にキャラソンがBGMで出て来たり、
ENDが各キャラのキャラソンなのも
素敵だと思います。
オススメ度:★★★☆☆
個人的満足度:★★★★☆
神社の娘に生まれ、
その神社が剣を祀っている事から、
幼少の頃より居合を学んでいた。
高校時代に打ち込んだ事と言えば
居合だけ。
特に勉強に励んた訳でもなく、
恋をした覚えもない。
そんな状況の今の自分が
進路として選ぶべき道はなんだろう?
迷ってしまった彼女は、
久しぶりに神社に祀られている剣を見て、
自分の心と向き合いたいと、
それが納められているいる倉庫へ。
久しぶりに足を踏み入れたそこで、
目的の剣の前に、
天叢雲剣と出会った彼女。
その天叢雲剣が彼女を
箱庭と呼ばれる神々の学び舎へと誘った。
そこはゼウスにより
人間界の学校を真似て作れらた場所で、
人との関わりに問題のある神々が
集められた場所。
そこで彼らは
人について学ばなければならない。
そんな神々が
人について学ぶ助けとなるように、
人間の代表として
剣に選ばれてしまった彼女。
期間は一年間。
その間に神々が人への理解を深め、
問題を解決する
手助けをしなければならなくなってしまった。
果たして彼女はその役目を無事に果たし、
再び平和な日常に
戻る事が出来るのでしょうか?
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攻略キャラ
・アポロン・アガナ・ベレア(cv.入野自由さん)
・ハデス・アイドネウス(cv.小野大輔さん)
・戸塚月人(cv.上村祐翔さん)
・戸塚尊(cv.豊永利行さん)
・バルドル・フリングホルニ(cv.神谷浩史さん)
・ロキ・レーヴァテイン(cv.細谷佳正さん)
・アヌビス・マアト(cv.梶裕貴さん)
・トト・カドゥケウス(cv.森川智之さん)
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・アポロン・アガナ・ベレア☆
・戸塚尊
・ロキ・レーヴァテイン
・アヌビス・マアト☆
※攻略した順番に掲載させて頂いております。
☆はお気に入りキャラ。
-----☆★☆-----
大好きな作品を
久々にプレイさせて頂きました。
以前は、アポロンが好き過ぎて、
他のキャラを攻略して居なかったので、
再度挑戦しましたが、
やってみて良かったです。
この作品は本当にみんなキャラが素敵で、
好き嫌いの激しい私でもも、
みんな好き!って思えました。
なので、もう少し頑張りたい気もしましたが、
やっぱりアポロンが好き(笑)
一人大好きになると、
なかなか他の人のルートが辛いんですよね。
そんな感じで
全員攻略とは行きませんでしたが、
アヌビスくんのルートで、
ジャケットでみんなが持っている
あの果実の事とかわかったり、
尊さんのルートでは、
天叢雲剣の事が触れられていたりと、
色々とわかった事もあり、
楽しかったですね。
作品の世界観にあった
美しい音楽も素敵ですし、
作中にキャラソンがBGMで出て来たり、
ENDが各キャラのキャラソンなのも
素敵だと思います。
オススメ度:★★★☆☆
個人的満足度:★★★★☆
神々の悪戯/戸塚尊
豊永利行さん演じる戸塚尊さんのネタバレ感想です。
-----☆★☆-----
おまえが居てくれたからおれは、
諦めずにここまで来る事が出来たんだ。
-----
悪気があった訳じゃない。
故意で起きた訳でもない。
ただの事故だった。
けれど、その事故で
結果高天原の女神が命を落とした。
多分それは、彼のせいかも知れない。
おれが女神を殺したんだ。
そう自覚している彼は、
神々に償いたいと子供ながらも告げたのに。
誰もそれに取り合う事はなく、
乱暴者だ、あいつが居ると迷惑する…と、
彼の居場所を奪った。
そんな過去があるのに。
あの時とても悔いていたのに。
彼はまた繰り返した。
彼女が山道で
足を踏み外し落ちそうになった時、
助けなければ!と気持ちが逸り、
神化した彼は力の加減ができず、
彼女を助けたものの、骨折させてしまった。
人は弱くて脆い生き物。
ちゃんと頭では理解していたそれを、
あの時は必死で、失念してしまったから。
箱庭での神の力の使用を禁ずる。
ゼウスの決めた規則の1つ。
不可抗力ではあったものの、
その規則を破った彼は謹慎、
彼と彼女の所属する剣道部箱庭廃部に。
だから嫌なんだ。
えらい神ってのは、みんなこうだ。
勝手に決め付けて、
こっちの話を聞こうともしねぇ。
そうして彼はいつもの通り、
今回の事も人のせいに。
自分が悪いんじゃない。
自分を理解してくれない奴らが悪いんだ…と。
けれど、それは間違っている。
だから、同じことを繰り返すんだ…と、
彼女が全力で教えてくれた。
何度も何度も諦めずに。
そんな彼女のお陰で、
彼はゼウスの提示する試練を乗り越え、
再び学園に戻り、
無事に卒業を迎えるまでに成長。
弱いと思っていた人間だったけれど、
彼女を通して、
人間の中にある強さを知る事が出来た。
彼女はと言えば、
トト様より彼の世界に行けると聞き、
元の世界を捨て、愛する人の元へ。
-----☆★☆-----
何を書いても長い文章になってしまうのに、
これはビックリするくらい
短くまとまりました。
…というか、短すぎて、
どんな内容だったのかが、
読んで下さった方に伝わるのか心配な程(笑)
尊さんも素敵だったので、
もう少し分かりやすく
内容をお伝えしたかったのですが、
メモを失くしてしまい、
覚えている事だけで書いたら、
残念な結果に(笑)
続編をプレイする時には、
もう少し彼の良さが伝わるように、
しっかり書かせて頂きたいと思います。
-----☆★☆-----
おまえが居てくれたからおれは、
諦めずにここまで来る事が出来たんだ。
-----
悪気があった訳じゃない。
故意で起きた訳でもない。
ただの事故だった。
けれど、その事故で
結果高天原の女神が命を落とした。
多分それは、彼のせいかも知れない。
おれが女神を殺したんだ。
そう自覚している彼は、
神々に償いたいと子供ながらも告げたのに。
誰もそれに取り合う事はなく、
乱暴者だ、あいつが居ると迷惑する…と、
彼の居場所を奪った。
そんな過去があるのに。
あの時とても悔いていたのに。
彼はまた繰り返した。
彼女が山道で
足を踏み外し落ちそうになった時、
助けなければ!と気持ちが逸り、
神化した彼は力の加減ができず、
彼女を助けたものの、骨折させてしまった。
人は弱くて脆い生き物。
ちゃんと頭では理解していたそれを、
あの時は必死で、失念してしまったから。
箱庭での神の力の使用を禁ずる。
ゼウスの決めた規則の1つ。
不可抗力ではあったものの、
その規則を破った彼は謹慎、
彼と彼女の所属する剣道部箱庭廃部に。
だから嫌なんだ。
えらい神ってのは、みんなこうだ。
勝手に決め付けて、
こっちの話を聞こうともしねぇ。
そうして彼はいつもの通り、
今回の事も人のせいに。
自分が悪いんじゃない。
自分を理解してくれない奴らが悪いんだ…と。
けれど、それは間違っている。
だから、同じことを繰り返すんだ…と、
彼女が全力で教えてくれた。
何度も何度も諦めずに。
そんな彼女のお陰で、
彼はゼウスの提示する試練を乗り越え、
再び学園に戻り、
無事に卒業を迎えるまでに成長。
弱いと思っていた人間だったけれど、
彼女を通して、
人間の中にある強さを知る事が出来た。
彼女はと言えば、
トト様より彼の世界に行けると聞き、
元の世界を捨て、愛する人の元へ。
-----☆★☆-----
何を書いても長い文章になってしまうのに、
これはビックリするくらい
短くまとまりました。
…というか、短すぎて、
どんな内容だったのかが、
読んで下さった方に伝わるのか心配な程(笑)
尊さんも素敵だったので、
もう少し分かりやすく
内容をお伝えしたかったのですが、
メモを失くしてしまい、
覚えている事だけで書いたら、
残念な結果に(笑)
続編をプレイする時には、
もう少し彼の良さが伝わるように、
しっかり書かせて頂きたいと思います。
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