2017年3月31日金曜日

AMNESIA LATER X CROWD V Edition/ケント(CROWD SUSPENSE)

石田彰さん演じるケントのネタバレ感想です。


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君の事となると、
どうやら私は冷静では居られないようだ。


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ある日の冥土の羊。
彼以外お客の居ないその日、
サワが以前から提案していた
企画を試すべく、
彼相手に都市伝説のような怪談話のような、
怖い話を始めた。

いつも通る路地を歩いていた男の子が、
ある日、自分を追いかける足音に気付き、
確認してみるも誰も居ない。

そうして気づくと
足音は聞こえなくなる…を繰り返し、
ついに、その足音が
自宅まで追いかけて来た。

怖くなった彼は、慌てて家に入ると、
家の中からは生臭い匂いが。

恐る恐るリビングを覗くと、
そこには女性が蹲っていた。
そうして顔を上げたその女性に、
男の子は連れ去られてしまった。
以来、その路地を通る時、
折足音が付いてくるんだとか。

そんな話を聞いた彼女。
その日の夜、冥土の羊からの帰り道、
気づいたらあの話の路地を歩いていた。
耳を澄ませば聞こえてくる足音。

これはあのお化けかもしれない!?

怖くなった彼女は、
オリオンとともに必死に逃げ、
オリオンの助言に従い
公園のトイレに駆け込んだ。

中の鍵を掛けて一息ついたのもつかの間、
今度は扉を叩く音が。
怯える彼女の為、
外の様子をオリオンが伺うと、
恐ろしい形相の女が、
トイレのドアを叩いて居ると。
怖いのでそのまま中でじっと待っていると、
女は諦めたのか、そこから去って行った。

慌てて外に出た彼女は、
人通りの多い道に出て彼に電話を。
心配して駆けつけてくれた彼が、
幽霊など居ないことを証明しよう
…と言い出した。

そうして、翌日、
サワが行方不明になった事が判明。
心配になった彼女は、その夜に彼と墓地へ。
墓地にまつわる怪談話が
単なる噂に過ぎない事を確認することで、
幽霊が居ない事を証明すると言う彼。

所が二人で墓地へ行くと、女性の悲鳴が。
彼女を怖がらせまいと、
一人彼女をその場に残し、
悲鳴の方向へと向かう彼。

けれど夜の、しかも首を吊った、
女のお化けの話を聞いたばかりの彼女は、
一人になった怖くて堪らない。

そんな時、人が動くのを見つけた彼女。
オリオンがサワちゃんかも?と言うので、
彼には待っているように言われたが、
少しだけその人影を追いかけてみる事に。

けれど、すぐに見失ってしまった彼女は、
元の場所に戻ろうとするのですが、
また足音が追いかけて来るではないですか。

怖くなり建物の中に逃げ込んだ彼女。
そこは墓地の管理棟のような場所で、
そこから彼に電話をした所、
彼も心配して探してくれていたのだが、
直後、その建物の窓ガラスの
割れる音とともに電話が切れてしまった。

驚いた彼。
自分の行動を後悔しつつ、
電話から聞き取れた情報を整理し、
急ぎ管理棟へと向かう。

彼女を怖がらせたくなかった。

自分の願いはそれだけだったのに。
幽霊が居ない事を証明出来れば、
不審者の警戒は必要なものの、
幽霊への怯えを取り除いてやる事が出来る。
そう思い墓地に連れてきたのに。

夜の墓地だと言うだけで怯える彼女を、
危険だからと言う理由で一人にしてしまった。
その事で、今彼女が何者かに狙われて居る。
全ては自分の行動が招いた事態。
だから、無事で居てくれ。
君が無事で居てくれさえすれば、
後でどんな罵倒の言葉も甘んじて受けよう。


そう祈るような気持ちで走る彼。

すると、同じように必死に走る彼女と
無事に合流を果た。

行方不明のサワは、風邪で寝込み、
ケータイの充電器が壊れて
音信不通になっていたとわかった。
また、彼女を追い掛けた足音の正体は、
店長に誘いを断られ泣きはらしたミネが、
彼女に話を聞いて欲しいと、
暗闇の中追いかけて来た上に、
トイレに逃げ込んだ彼女を
さらに追い詰めたものだった。

後からその行動が行き過ぎていると
反省したミネでしたが、
恥ずかしくて本当の事を
言い出せなくなっていたと言うもの。

それでも不審者の事は心配だし、
何より、あの事件以来、
もっと彼女のそばに居たいと
思うようになった彼は、
バイトの帰りのお迎えだけでなく、
時間の許す限り、朝も送ってくれるように。

イギリスに立つまでの残り時間は僅かだが、
事件をきっかけに、
互いを思う気持ちがより強くなった二人は、
素敵な時間を過ごした事でしょう。

2017年3月30日木曜日

AMNESIA LATER X CROWD V Edition/シン(CROWD LOVE)

柿原徹也さん演じるシンのネタバレ感想です。


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頑張ってるおまえを見てたから、
オレも頑張らなきゃって思えたんだ。


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家庭の事情から一時は
大学を諦めた事もあった彼だったが、
彼女の頑張りに感化され、大学受験を決意。
奨学金で通う為、
上位30位以内で合格しなければならなかった。

そんな難関も突破した彼だったが、
入学後も同じように
努力し続けなければならない日々が
待っている。

それでも彼女に寂しい思いをさせたので、
一週間オフにするという事で、
彼女と共に冥土の羊でアルバイト。

そこで店長からもらった信濃旅行。
あそこには悲しい思い出があるから、
彼女も行くのがいやだろうし、
自分もあまり乗り気じゃない。

そう思っていたのに。
楽しい思い出で塗り替えたい
そう言い出した彼女の言葉に
後押しされて、二人は信濃へ。

一方彼が合格したら
もう一歩彼に近づこう!と、
そんな決意をしていた彼女。
だから合格のその日に、
プレゼントは私
なんて言ってはみたものの、

誰に吹きこまれたんだ?
本気にする所だった。


…と、受け入れてはもらえない。

よく考えろ
彼はそう言うけれど、
よく考えても分からなかった。
彼の事は大好きだから、
ずっと一緒に居たいし、
いつも傍に居たい。

散々考えて出た答が、
試してみよう!というものだった。

信濃路では、
ケントやイッキが色々と仕組み、
幽霊騒動まで持ち上がったお陰で、、
そんな心の内を彼に話す事が出来た。

そんな彼女の言葉に
彼がその気になった時、
人の気配に気付いた彼は、
お化け探しを開始。

すぐに犯人の正体に気付いていた彼は、
アッサリとイッキ、ケント、リカを発見。
その後、みんなとゲームを楽しむと言う流れに。

ずっとトーマとしか
親しくしているのを見た事がなかったから、
イッキやケントにからかわれ、
楽しそうにしている彼を
見ている事に喜びを感じた彼女。

それでも本音はやっぱり寂しい。
だって小さい頃から
二人を見守ってくれた
優しいお兄さんだったから。
そんな大事な幼なじみの一人が
欠けている今だから。

それは二人共
心のどこかに抱えていた気持ちだった。

旅行から戻った二人は、
そこでもう一人の幼なじみの話を。

その後、帰宅した彼女の元に、
トーマから電話が。
大怪我したって聞いたけど、
大丈夫なのか?
と。

そう、それは彼が仕組んだもの。
彼は、彼女にトーマと
話をさせてあげたかった。
だから自分の親に
彼女が大怪我をしたと嘘をついて、
それをトーマの親に伝えて貰い、
そこからトーマの元に嘘の情報が
届くように仕組んだのだ。

けれど、そんな彼の嘘が、
あの事件の真相が暴かれて以来、
音信不通状態の大事な幼なじみと、
再び道をつなげてくれた。

そんな彼の想いが、優しさが嬉しくて。
いつもこんな風に
ずっと彼に守れられて来た事が嬉しくて。
彼が好きで好きで堪らない。

だから彼女は彼の家へと走りだした。
そうして彼にお礼を告げた後、
シン、大好き!」と、
思わずその唇にキスをした。

あぁ、そうか。
大好きって気持ちがあふれると、
キスしたくなるんだ。

そんな事に気付いた彼女。

-----

その後、4年の月日が過ぎ、
その日は彼の司法試験の合格発表。
苦労していい成績で入学した彼は、
その後も努力を惜しむ事なく勉学に励み、
最短で司法試験に合格。
将来は検事になる予定。

彼女はと言えば、幼稚園の先生として、
教育の仕事にやりがいを見出していた。

そうして合格した彼に、
再び「お祝いは私」と言った彼女。
また軽くあしらわれると思いきや、
彼は「じゃあ、それで」と
そのお祝いを受け取ったのだ。
そうして、「結婚しよう
の言葉を彼女にくれた。

翌日、二人で彼の教授に
合格のお知らせに大学へ。
その帰り道、
オリオンの姿を見つけた彼女。
オリオンと分離した時に、
オリオンの事は忘れているハズなのに、
知っている気がする」と、
オリオンの向かった方に、
彼と共に向かってみると、
そこには、同じように
司法試験に合格したトーマが、
教授に合格を知らせに来ていた。

そんなオリオンの計らいで、
久々の再会を果たした三人。
初めは少しギクシャクしたものの、
二人が自分を受け入れたくれた事で、
少しずつ幼なじみらしさを取り戻したトーマ。

そうして三人で彼とトーマの合格を祝い、
一緒に飲むことに。

まだ少し時間はかかるかも知れない。
頻繁に会える関係に戻るのも
すぐには難しいかもしれない。
それでも今までのように、音信不通ではなく、
今度は互いの近況報告なども取り出来る、
そんな関係になれた三人。

もう少し先の未来、
もっと彼ららしい素敵な距離を見つけ、
そうして長く続いていく
関係になれるかも知れない。

-----

その数カ月後、結婚した二人。
式でまとったヴェールは
トーマからのお祝いの品。
彼女を好きだった為、
あんな事件になってしまったトーマだったが、
二人の事を彼なりに祝福してくれたのだ。

結婚式では、衣装替えで
席を立つ彼女のエスコート役まで、
引き受けてくれたトーマ。

あの再会を機に、本当に少しずつ、
三人の関係はいい方向に進んでいる様子。

気がかりだった幼なじみにも祝福され、
二人はこれからも
ずっとずっと共に幸せに
歩いていく事でしょう。

2017年3月29日水曜日

AMNESIA LATER X CROWD V Edition/シン(CROWD SUSPENSE)

柿原徹也さん演じるシンのネタバレ感想です。


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おまえはオレにとって、
宝物みたいに大切な存在なんだ。


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記憶を失ってしまった彼女。
そんな彼女にとって、
生まれた時から一緒で、
幼なじみで大切な存在で、
恋人で…という自分の感情は、
重すぎるんじゃないか?

優しい彼は、そんな事を気にかけて、
あまり彼女に気持ちを伝えられなかった。

更には彼女が記憶を失うキッカケになった
…とみんなが思っている信濃での事件。
その件で、彼は薄々犯人が
トーマだと気付いていたから。
それを彼女に悟られて不安にさせる事なく、
それとなくトーマが犯人である証拠も探したい、
なんて事も考えていたから。

だから彼女に
色々と知られる訳にはいかなかった。

ただでさえも記憶を失くして不安だろうに。
余計な心配掛けてどーすんだよ。


そう思った彼は、
全てを一人で背負い込んで、
そのまま警察に疑いを掛けられ事情聴取に。

そんな彼を心配している彼女が、
ある日のバイト帰り、
夕焼けに見とれながら思い出した記憶。
その記憶に導かれるまま走りだして、
気付いたら工事現場のような
建物の崩落事故に巻き込まれ、
脱出不可能な状態に陥っている
…なんて事も知らないまま。

事情聴取はまだ続くから、
ハッキリと潔白が証明されるまで、
会うのを控えよう。

彼はそんな風に考えていた。
だって、会ってしまって、
甘えてしまったら、
歯止めが効かなくなってしまいそうで
怖かったから。

それでも事情聴取と言う名の
脅迫に疲れた彼は、
部屋を外から眺めるだけでも…と、
彼女の家に。

辿り着いたそこにはウキョウが居て、
店を休んでいる事や、
家も留守にしている事を聞かされた彼。

心配になり、冥土の羊で訊ねてみると、
彼の事件の事を調べたいからと
数日休みを取っている事が判明。
自宅を調べてみると、
普段使っているバッグや帽子などがない事から、
自主的に外出した事も判明した。

ただ、電話を掛けても出ないので、
どこにいてどんな状態なのかが分からない。

彼女のことを最初に教えてくれたウキョウは、
話の途中でモードが切り替わり、
俺が殺す前に死んでくれたんだ
のような不穏な言葉を発して、
どこからどう見ても不審人物な上に、
どうやら彼女を狙っている様子も見て取れた。

そんな事もあった為、心配になった彼は、
トーマに相談。
二人で彼女を捜索することに。

電話を時折掛けてはみるものの、
掛けられた彼女はと言えば、
無事ではあるが、
瓦礫に出口を塞がれて出る事も叶わない上に、
ケータイが瓦礫の下敷きになっていて、
電話にでる事も叶わない。

ケガをしているし、
飲み物も食べ物もない状態で、
辛い中、それでも力を振り絞り、
閉じ込められたそこを調べた所、
どうやら店だった所だと判明。

店内を捜索した事で
見つかったメジャーを使い、
ケータイを取り出す事が出来た彼女は、
深夜に彼に電話を。

彼女が帰宅するかもしれない
…という期待の元、
彼女の部屋で仮眠を取っていた彼は、
すぐに着信に気付いて、彼女の無事を確認し、
彼女の居場所のヒントも手に入れた。

所が、正確な場所は彼女も分からず、
お店で工事現場のようになっている
…という情報のみ。

それでも色々な手段で捜索を試みるが、
トーマと二人、
結局成果を上げる事が出来ないまま、
一日が終わってしまった。

翌日も何も手がかりになるものを見つけられず、
もう自分が犯人と疑われてもいいから、
警察に動いてもらうしかないかと思った矢先、
電話で彼女と話していると、
彼女との通話が突然途切れた。

それでも冷静に思い返し、
電話越しに聞こえた
メロディーを思い出した彼。

そう、それはザリガニ公園から聴こえる曲で、
夕方のある時間になると、
子供達に帰宅を促す為に
流される曲だった。

小さい頃、探検ごっこをした時も、
迷子になってしまった彼らは、
その曲に導かれ、
無事にザリガニ公園に辿りいた事があった。

彼女の見た記憶は、その探検ごっこ。
その時、迷子になった
メンバーの中の何人かが、
原因はシンくんだと彼を責めた。
けれどそんな彼を彼女は必死に庇った。

シンくんは優しくていい子だよ。

彼女の言葉に、

変なの?
シンの事好きなのかよ。


…という子供達。

へんじゃないよ、大好きだよ。
シンくんが大好きなの!
シンくんは悪くないんだもん!!


大声で言い泣き出した彼女。

そんな思い出を彼も思い出して、
そうしてザリガニ公園の近くに、
探検の時本部と勝手に呼んでいた
駄菓子屋を思い出した彼。
現在は取り壊され、そこはビルになり、
その地下がスーパーだった事を思い出した。

そうして彼女の居場所を突き止め、
瓦礫を崩して無事に救出してくれた彼。
大切な思い出を互いに思い出しながら、
無事に再会を果たしたのだった。

その後、二人で改めて現場に。
近くのコンビニで駄菓子を買って、
トーマも呼んで
三人で食べようという彼。

変わらないままで居るのは無理だけど、
変わらずに大切にしたいものも
あるって思うから。

幼なじみの関係を壊したがっていた彼が、
そんな事を口にしてくれたのだった。

そうして彼女に
色々な想いを話してくれた彼。
ずっと重いと思って遠慮していた事が、
逆に彼女を不安にさせたから。
だからこれからはちゃと伝えよう。
どんな想いも言葉にして。

2017年3月27日月曜日

AMNESIA LATER X CROWD V Edition/イッキ(LATER After Story)

谷山紀章さん演じるイッキのネタバレ感想です。

※引っ越しに際し、加筆修正を試みましたが、
 元の文が残念過ぎて、
 結局読みづらく伝わりづらい仕上がりで
 申し訳ありません。


-----☆★☆-----


君と出会った三年前から、
僕の願いは一つだけ。
君とずっと一緒に居られますように…。


-----

女の子にモテますように。
小さい頃そんな事を願ってから、
ずっと彼の目を見ると女の子が騒ぎ出し、
彼を好きになってしまう。

そんな騒がしい日々の中、
女性との付き合いも軽く見るようになり、
三ヶ月交代で
順番に告白して来た女の子と付き合う
…なんて事もしていた彼。

けれど、彼女との出会いが彼を救った。
今ではFCは解散し、
そっと彼を見守ってくれる存在に。

そうして彼女と暮らし始めた彼は、
彼女には内緒にしていた事が。
それは解散したハズのFCの子が
彼に直接電話を掛けて来たり、
まだ完全にその活動が
落ち着いた訳でもはく、
自分へ向けられる好意も
変わらずという、
表向きだけ解散という状態だという事。

それでも一緒に暮らし始めた彼女に
心配を掛けたくなくて、
ただ一人それを背負い込む彼。

夜共に寝るときに、
彼はいつも彼女に愛を囁く。
ねぇ、言ってよ。一緒に寝たいって
毎晩毎晩そう囁く彼。

勿論彼女だって、彼が好きで、
少しでも彼の傍に居たいから、
一緒に寝たいと言いたい気持ちはあるけれど、
その半面、怖い気持ちも。
そんな風に言ってしまったら、
一緒に居るだけでもドキドキするのに、
どこまでも翻弄されてしまう気がしたから。

そうして迎えた彼のゼミの合宿の日。
バイトを終えて帰宅しようとした彼女の元に、
FCの女の子達が現れた。

決して意地悪をしに来た訳ではないものの、
強引とも言える誘いに、
困っていた所にリカが。

彼女に助けられ、
今FCがどうなっているのか?
…などを彼女に聞かせてくれた。
いつも大変な思いをしている
彼の負担を、少しでも軽くしたいと
考えてリカが作ったFCは、
確かにやり方に少し間違っていた所は
あったかも知れないけれど、
彼の負担を軽くしていたのも事実。

そうして彼女が知らない苦労までも
知っているリカを、少し羨ましくも思い、
自分ももっと
彼の助けになりたいと思った彼女。

彼のゼミが終わった日、
二次会的な飲み会に誘われた彼は、
彼女も来るかもよ?
と言ったFCの女の子の言葉に、参加。
一方彼女も彼が来るからと、
誘われて居たが、
心配を掛ける事になるだろうと断っていた。

彼の参加理由は彼女のため。
彼女が誘われたりする事を心配して、
そんな事をしないで欲しいと、
FCの子たちに直接話をする為。

その後、リカの協力もあり、
彼女と仲良くなる事で、
彼に会えるようにすると
そんな作戦を考えていた一部のメンバーは、
その考えを改めてくれるように。

また彼女の父も、
彼との暮らしを快く思っておらず、
再度自分たちと暮すようにと言ってきが、
その時も彼が父と話をしてくれた。
彼女に対する自分の気持ちは本物で、
彼女が大学を出たら、
結婚しようと考えている
…と。

そんなまっすぐな想いと、
彼の決意に心を打たれた父は、
娘を彼に託す事に。

そうして彼女の卒業後、
満天の星空の下、夜の結婚式。
彼の目の事があるからか、
式の参列者いない、
新郎と新婦二人きりの結婚式。

美しい星空の元、
流れた星に二人で願いを。
彼女の願いは
イッキさんの目が治りますように」。
それは彼と出会ってから、いつも願ってきた事。
だって、そうする事で、
彼の暮らしが平穏なものになるハズだから。

一方彼もまた昔は同じ事を願っていた。
けれど、三年前彼女と出会ったあの日から、
彼の願いは変わっていた。

だって、もう平穏な生活は手に入れているから。
彼女という存在が、
自分を癒やし、穏やかな時間をくれるから。

だから彼は願う。
ずっと彼女が自分と共にあるように…と。

そうして彼女にも
ねぇ、君も僕と一緒に居られるようにって願って
と囁く彼。

重なった2つの願い。
これからも二人は互いに支えあい、
寄り添い合って、
その願いを叶えて行く事でしょう。

2017年3月26日日曜日

AMNESIA LATER X CROWD V Edition/ケント(LATER After Story)

石田彰さん演じるケントのネタバレ感想です。


-----☆★☆-----


彼女には正式に
結婚を申し込んでいないどころか、
まだキスも
一度しかしていないというのに。


周りが彼女を
まるで私の妻のように扱う事に、
どうしても違和感を感じてしまう。


それが彼の最大の悩み。

-----

共にロンドンに行く事も決まり、
学会の準備などで忙しいものの、
彼女とは幸せな時間を過ごしている彼。

所が、彼の両親と共に開いた食事会の時に、
一緒のアパートに住む事になっている彼女に、
自分の世話を頼む両親。
その態度や言葉が、
まるで彼女を自分の妻のように
扱っている気がして、
なんとも複雑な気分になってしまう。

まだ結婚を申し込んでもいないのに…と。

そして何より引っかかっているのが、
キスですら一度しかした事がないという事。

ひたすら勉強や研究ばかりで、
恋愛経験などない彼は奥手で。
それでも彼女と共に過ごす時間が増え、
そんな中で彼女の見せるふとした表情に
愛おしさを覚えると、
抱きしめたい、くちづけたい
…そんな衝動を覚えてしまう。

けれどそれをいざ行動に移したとして、
彼女は嫌ではないのだろうか?


考え始めると
いつもただ無言になってしまい、
結局彼女に
私、何か気分を害してしまいましたか?
などと、心配をされる始末。

そんな悩みを抱えたまま、
ロンドン行きを控え、
生活能力を高めよう!と、
料理の勉強を始めたケントさん。
先生は彼女で、最初の献立は肉じゃが。
それを共に作り、二人で食べたその日、
彼はついにその悩みを打ち明けた。

そうしてついに二度目のキスを
…というタイミングで、
弱火にかけていた肉じゃがの
タイマー音に邪魔されてしまった。

食後、気を取り直して
夜空を眺めながら、
もう一度挑戦しようとしたのに、
今度は教授から電話が入り、
また二度目のキスはおあずけに。

恋愛には段階があり、
その段階を経た上で求婚しよう

…と考えていた彼。
けれど、なかなかその段階を
経る事が出来きずに居た。

そんな頃、
彼女はイッキから
彼の誕生日の事を聞いた。
自分の誕生日など無頓着な彼の為に、
密かにサプライズパーティーを
計画する彼女。

そうして迎えた誕生日当日。
そうとは知らずに訪ねて来た彼は、
彼女が祝おうとしてくれた事、
彼の為に沢山の料理を作ってくれた事、
そして彼を祝う為に
プレゼントを用意してくれた事に、
とても喜んでくれる。
ケーキはあいにく
失敗してしまったものの、
彼女と料理をして以来、
すっかり料理にハマった彼が、
今は密かにお菓子作りをしているとかで、
ケーキを焼いて持ってきてくれていて。
それにローソクを立てて、お祝いする事に。

誕生日を祝う事に不慣れな彼に、
ローソクの火を消す前にお願いをする
…と教えた彼女。
言われるがまま彼は
二度目のキスが今夜出来ますように
と可愛い願いを。

そんな彼の可愛い願いは、
その直後に無事叶えられた。

その後、料理のレシピを
書いているノートに、
レシピを考えて
煮詰まった時に
書いていたプロポーズの作戦を、
偶然彼女に見れてしまった彼。

内容を音読れてしまい、困惑するものの、
これは絶好のチャンスかもしれないと、
そのままプロポーズ。

勿論ずっと彼と共に居たいと
願うのは彼女も一緒。
彼のプロポーズは大成功となった。

そうして無事に
ロンドンでの生活が始まった二人。
なれない土地での暮らしは
大変な事も多いかも知れない。
それでも互いが互いを支え合え、
信頼しあっている二人だから、
きっと幸せな日々を
積み重ねて行く事でしょう。

2017年3月24日金曜日

逢魔が刻~かくりよの縁~

189本目の乙女ゲーム。
文化放送eXtendさんのPSVita用ソフト。

両親が忙しく
海外を飛び回る生活をしている事から、
祖母に育てられた彼女。
彼女の祖母はとても信心深い人で、
幼い頃より、神社の掃除を一緒にしたり、
物にも魂が宿っているから
大切に扱うように…と教えられたりした。

祖母が亡くなった今も、
両親は相変わらず仕事が忙しく、
彼女は現在高校生ながら一人暮らし。

いつものように
幼馴染で先輩である柏木の
生徒会の仕事を手伝った逢魔が刻の帰り道。
突然のめまいに襲われた彼女は、
気づくと幽世へと誘われていた。

人ならざるものの住まうそこで、
聞こえた声に導かれ
たどり着いた先で出会ったのは木霊。

彼はその特性故に
人の声をなぞった時以外、
彼の声は誰にも届く事がなかった。

けれど、彼女には、彼女だけには、
どうしてか彼の声が聞こえたのだ。

驚く彼に連れられて向かった鎮守学舎。
人が一人で生きていくには、
危険すぎる幽世で、
彼女を保護してくれるというそこで、
幽世について学びながら、
夜警隊として幽世の治安を守る事になった。

幽世で出会った仲間達と共に、
夜警隊として幽世の治安を守りながら
現世へ戻る方法を探すと決めた彼女を
待っている未来とは?

-----

攻略キャラ
 ・颯(cv.細谷佳正さん)
 ・常磐(cv.斉藤壮馬さん)
 ・礎奏太(cv.石川界人さん)
 ・宵宮(cv.高橋直純さん)
 ・月白(cv.諏訪部順一さん)

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礎奏太
宵宮
・月白(ネタバレなし)
常磐

※攻略した順番に記載させて頂いてます。
 ☆はお気に入りキャラ。


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凄く面白かったです。
共通が長い感じはありますが、
2周目以降は選択肢までジャンプする機能もあるので、
それを使って結構すぐ個別に入れて助かりました。

共通は長いですが、
個別もしっかりと長さがあるので、
丁寧に描かれていると好意的に解釈出来ました。
主人公や攻略キャラの心の動きも、
丁寧に描写されているので、
プレイしていて置いていかれる感じも全くなく、
とても好ましく思いました。

伏線かな?と思われる部分は、
すべて綺麗に回収されていて良かったです。
また、「これも伏線だったんだ」と
後々驚く事まで綺麗に拾われてて、
とても丁寧に作られている感じがしました。

文章がとても綺麗で、
言葉の使い方とか漢字の選び方とか、
個人的にとても好みでした。
表現の仕方もとても美しかったです。

音楽も世界観にあっていてとても素敵で、
スチルも綺麗でした。
スチルの数も不満のない枚数だったように思います。

…と、個人的には満足要素ばかりですが、
長い事に関しても、
人それぞれ感じ方は違いますし、
ゲームに対して求めているものも違う。
そういう意味では、
私がプラスと捉えた要素を
マイナスに感じてしまう方もいるかと思います。

・シナリオがしっかりしているものが好き。
・日本語が好きで、日本語の美しさが好き。
・登場人物の心の動きは丁寧に描いて欲しい。

…と言う感じの方にオススメしたい作品。

気になる部分は、
タッチへの反応がやや鈍く感じる所。
オトメイトさんなんかに比べると、
若干読み込みが遅い部分もあるかな?
という所。
名前を変えてしまうと、
名前の部分は綺麗にスルーされ、
代名詞などが入らないので、
気持ちが悪い所。

こんな感じでしょうか?

でも、eXtendさんは初めての作品なので、
気になる部分がこれくらいで、
この内容ならば文句なしかな?と思いました。
名前を変えるとその部分は何もなくなり、
スルーされちゃう作品なんて、
結構沢山出会いましたからね、今まで(笑)

デビュー作でこれだけのものを作ってくれたので、
今後もどんな作品を作ってくれるのか、
凄く楽しみになりました。
今後もeXtendさんの作品、期待しています!


オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★★

2017年3月23日木曜日

鏡界の白雪/在間虚

逢坂良太さん演じる
在間虚さんのネタバレ感想です。


-----☆★☆-----


どの僕も、
あなたが思うよりもっと前から、
あなたの事が大好きだった。


-----

在間虚。
空っぽの少年。
感情がないわけではないが、
何か思いが溢れて来ても、
それはまるで
シャボン玉のように消えてしまう。
だから何にも興味が持てなくて、
すべての事がどうでもいい。

それはまだ彼が幼かった頃。
その頃彼は、
本当の彼を失くしていなくて、
ただ少し内気で、自分の感情を出すのが、
得意でなかっただけの男の子。

幼いながらも、
そんな彼が一大決心をして、
小さな冒険へと家を飛び出した。
けれど、途中で道に迷って困っていると、
どこからともなく甘い柘榴の香りが。
その香りに誘われるように
たどり着いた所は教会で、
教会脇の木のしたで、
女の子が本を読んでいた。

その子の本を覗き込んだ事で仲良くなり、
彼女は彼に柘榴をくれたのです。
その時の彼女の笑顔が忘れられず、
多分、それが彼の初恋。
まだその頃は、
彼には感情があったから。
シャボン玉のように
消えたりしなかったから。

けれど、ある日、
彼の人生は大きく変わってしまう。
あの教会の木の側にいた彼は、
ある日、本当の彼を奪われてしまった。

本当の在間虚を奪ったのは鏡界の女王。
その正体はあの柘榴をくれた女の子。
その子があの木から落ちたとき、
もう一人の自分と共に
死んでしまうハズだった。
けれど、お母さんの呼ぶ声に応えるように、
彼女は母のもとへ。
もう一人の自分を残したまま。

引き裂かれた二人、
彼女から離れたもう一人の彼女は、
たまたま側にいた彼を
通り抜けてしまった。
もう一人の彼女が存在し続けるために、
通り抜けるときに、
彼の中から本当の彼を奪って。

そうして彼からは本当の彼が消え、
彼は何も持たない
空っぽの在間虚になってしまった。

突然本当の自分が消えた彼。
その様子に家族は驚き、
けれど最終的に、
感情らしい感情を
見せない子供を気味悪がり、
彼は一人なってしまった。
そのせいだろうか?
彼の中には新たに2つの人格が生まれた。
『俺』と『私』の2つの人格が。

何にも興味の持てない空っぽの彼は、
高校を卒業する頃、
卒業後の進路について親に尋ねられた。
でも、何にも興味が持てず困っていた所、
たまたま眞記さんの骨董屋にたどり着いた。

何度もそこに通っているうちに、
彼は眞記さんの所で暮らす事に。
親の所は居心地が良くなかったから。

そうして眞記さんの家で、
部屋の中に
実家で育てていた柘榴を持ち込み、
柘榴を育て、売ることに。

何にも興味がなかった彼が、
ずっと育てていた柘榴。
それは記憶がないながらも、
子供のときに
柘榴をくれた彼女の笑顔や、
あの甘い柘榴の匂いを
覚えていたからかもしれない。

そうして売り物に出来ない
柘榴を配っていた彼と、
柘榴が大好物の彼女は博物館で出会った。

その後、
度々柘榴を買いに来てくれる彼女と、
彼はいつしか親しくなった。

でも、彼は眞記さんの店で女王に出会い、
本当の自分を返して欲しかったら、
女王を手伝うように…と言われていた。
その内容が、彼女を連れ去る事。
女王は彼女を欲していた。
体から引き離され、
一人された事を恨んでいたから、
だから体を彼女から奪ってやろうと考えて。
だから彼女と親しくなったのは、
本当に彼の意思ではなかったかもしれない。
それこそ、最初は女王の命令で、
彼女のに近づいていたのかもしれない。

けれどいつからか違っていた。
だって、鏡界で
彼女と出会っていた彼の中の彼ら、
俺も私も、彼女をとても気に入っていたし、
女王から守りたいと思い始めていたから。

その後、彼女の体を求める女王にとって、
彼の中の二人の人格は邪魔だからと、
女王の魔法で眠らされてしまった俺と私。
彼女を認め、彼女を愛していた人格が、
女王により眠らされたからか、
彼からは、少し見え始めた
感情が消えてしまった。
まるで出会った頃のように。

何度も何度も二人で時間を重ね、
少しずつ彼が笑顔を
見せてくれるようになっていたのに。

それでも彼を救いたいと
願う彼女の思いが、
彼を、そしてひとりきりで
苦しんでいた女王をも救い、
彼の中に本当の彼が戻って来た。

溢れ出す感情。
俺の想い、私の想い、
それらが流れ込んで来て、
彼はどれが本物か
わからなくなってしまった。
どれが在間虚なのか?

僕は俺?僕は私?本当は誰?

どれも虚くんだよ。
全部虚くんだよ。


すべての人格を受け入れ、
すべての人格を
愛してくれた彼女の言葉に、
彼はやっとすべてを
受け入れる事が出来るように。

俺も私も、
顔をだす事はなくなってしまったけど、
でも確かに彼の中に存在している。
だって、本当の自分を取り戻した彼は、
今までとは全然違っていたから。
それは俺のようであり、私のようでもあった。

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あの日、木の下で、
柘榴をもらったときのあなたの笑顔に、
僕は恋をしていたのかもしれない。
そう、それが僕初恋。


やっと会えた。
ずっと会いたかった。